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28話 森での戦い ミリア

自画自賛じゃないですよ。初期と比べて少しは文章読みやすくなってませんか?面白いとは言いませんが。ま、自己満小説で書き方の勉強なんてしてないので相変わらず読みにくいのは変わりないですけどね。


 相も変わらずただ深い森の中、木々をかき分けて進む。


「たしか、ここら辺にいると聞いたのだけど・・・」


そうつぶやく彼女の目的は、この森に住みついているアンデットである。

彼女は冒険者ギルドに加入はしていないものの、生活資金として魔物の素材を売ったりしているのだ。

もちろん彼女は最弱のドワーフなので、そこら辺の魔物は倒せないだろう。しかし、彼女は足だけは速い。アンデットは足が遅いうえに、背中や頭が弱点であるゆえ、足のはやいミリアには格好の的なのだ。


 「・・・来たかしら?」


そうつぶやく彼女を、自然は濃霧で覆う。アンデットが近くにいる証拠である。


 「ふつうはありがたいのでしょうけど、今は迷惑このうえないわね」


どういう原理化はわからないが、アンデットや魔物が近い場合、自然は人を守るのである。それが自然とより密接に触れ合っている者であればなおさら。ミリアはほとんど野外で生活し、ドワーフという自然とも多く触れ合う種族でもある。そんな彼女を守らない自然など存在しないだろう。


 「・・・う~ん、気配も感じないわね。どこかしら」


と、彼女がつぶやいたとき、すぐ背後でカタカタと骨を揺らす音が聞こえる。


 「見ぃつけた!」


そういって彼女は音のしたほうへと走り、その音の発生源の背後へと回り込む。


 「スケルトンナイト、ね。上位種とはいえ、弱いことには変わりないわ、ね!」


そういって彼女がショートソードを振り下ろし、スケルトンナイトの頭蓋を破壊する。

 ミリアに攻撃され、バラバラと音を立てて体が崩壊していく。そしてその目から光が消えたとき、割れた頭蓋からアイテムがドロップする。


 「小さいわね。Eランクといったところかしら」


彼女の手には、頭蓋から出てきた石が握られている。それは生命の源と呼ばれるアイテムで、アンデットや精霊などからドロップし、これを砕いて吸い込むことで回復することができるアイテムである。

ランクが上がるにつれて大きさもどんどん大きくなっていくが、最高ランクのSは、一般的な家よりも大きく、効果はエリクサーのように死者蘇生はできないが、それ以外にはすべてに効くアイテムである。そしてこのEランクは小石程度の大きさで、擦り傷も直せるかどうかといったところだろう。

 そして彼女がモンスターを倒したことで、自然は彼女が戦いたがっていることを察し、霧が晴れる。


 「ありがと。助かったわ」


そうつぶやきながら彼女はあたりを見渡す。すると、一体のゾンビが目に入る。


 「ただの腐肉ね。さっきの奴よりはいいアイテムをドロップするでしょう」


そういって、慣れた手つきで彼女は背後に回り、先ほどと同じように攻撃しようとしたが、振り下ろした彼女の手を、ゾンビは視界に入れずに手をつかむ。


 「・・・え?」


そして一瞬のうちに世界が反転する。投げ飛ばされたのだ。


 「キャッ!いったいな~。なんて言ってはいられないわね。ただの腐肉だと侮ってはいけなかったわ。にしても、さっきのあの力、何者なの?知りたいわね」


 そういって、一気に突進してゾンビを穿とうとするが、それもひらりと躱され、背中にひじうちをくらってしまう。


 「本当に、何者なのかしら。すごい興味があるわ。知りたいわね。知りたい。知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい!」


 彼女はまだ幼い故、知的好奇心が旺盛である。異常なほどに。その知的好奇心は、神の力に干渉するほど。


 『ポーン【スキル:鑑定】を獲得しました』


「・・・スキル?何かしら。それって」


彼女がそう言うと同時、彼女の手のひらに激痛が走る。

敵を目の前にして思わずその手を見ると、黒色で文字が刻まれているのが分かった。


 ”スキル:神の力の一部”


と、彼女の手には書かれていた。ミリアがそれを確認すると同時、その文字はさらさらと砂のようにして消える。


 「これが、鑑定って奴かしら?いやな能力ね。こんな痛いなんて。ま、知りたいことが知れるなんて、素晴らしいことじゃない。それじゃぁ、あの腐肉は何者?教えてくださいな──ッ」


再び走る激痛に彼女は顔をしかめながらも、手に浮かんだ文字を見る。


 ”ゾンビガーズマン:護りし者”


「ゾンビガーズマン、聞いたことないわね。そこら辺の腐肉よりは圧倒的な上位互換なのは確定しているとして。でも、腐肉は腐肉。あまりにも遅すぎるわ」


 ゾンビガーズマンはミリアのその言葉を理解しているかの如く、警戒態勢を示す。


 「無駄よ。だって、反撃の隙すらも与えてやらないのだから」


そういって彼女は目にもとまらぬ速さで背後に回り込み、速度を緩めずに背中を攻撃する。


 「浅いわ、やっぱり。でも、これを続けていけば勝てるわね」


反撃されるなら、反撃されるよりも速く攻撃して去ればいいだけの話。ヒットアンドアウェイというやつだ。


 「さぁ、また行くわよ!」


そういって、彼女は再び突進するが、ゾンビガーズマンはどこからか取り出した大剣を振り回し、近づかれないように牽制する。


 「面倒くさいことを。それ、上からの攻撃は大丈夫なのかしら?」


彼女がそう言うと同時、頭上からショートソードがゾンビガーズマンの脳天へと突き刺さる。


 「あなたみたいに微妙に知能が発達していないほうが、よっぽど勝ちやすいわ。まるで子供を相手にしているような気分だったわ」


そういって脳天に刺さったショートソードを引き抜く。そしてその切り傷から、液状の生命の源があふれ出てくる。


 「キャ、何よこれ~あ、集めないと」


そういって彼女は旅の合間に作っていた木の入れ物に液体を入れる。


 「初めて見たわこんな生命の源。いったいどんな奴なのかしらっ」


”液状の生命の源:傷口に塗るか、飲むことで傷をいやす。濃度によってはエリクサーの効力を上回る”


「思ったよりもすごいものなのね。でも、さすがにこれはエリクサーほどの力はないわね。色も薄いし。でも、もしかしたらCレベルほどの力はあるかもしれないわね」


そういって、彼女は入れ物を服の中へとしまう。


「にしても、このスキルって勝手に発動しちゃうのね。あまり何かに疑問を抱くのを控えようかしら」


そういいながら彼女は一歩踏み出すと、体が支えられず、転倒してしまう。


 「はは、思ったよりも疲れていたみたいね。・・・このまま気絶するのは危ないわね」


その言葉を聞いた自然は、濃霧で彼女を覆う。


 「よくできました───」


彼女はそうして、意識を失った。

生命の源ってのはいろんな色があります。何色でも特に問題はありません。色によって効力が違うとかもないです。

ちなみにCランクは即時治癒の効果があります。腕を切り落とされたときCランクのものを使用すると、瞬時に傷がふさがります。しかし、痛みは引きません。再生するのはAランクからです。Bランクとかは痛みが引きます。Dランクは切り傷は余裕で直せると思います。指とか切り落とされたらぎりぎりふさげない程度です。

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