表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/56

23話 サルア君の、はじめてのガチ戦闘 前編

間に合わせようと急いでやったら文章雑になりました。すみません。

前編、後編に分ける予定です。

パソコンの予測変換消したから誤字があるかもしれません。許してください。誤字の確認?めんどくさいんでやりません。

 『クソがよ』


俺はそう文句を言いながら、ギリギリのところで防御結界を張る。その直後、激しい轟音とともに砂埃が舞い上がる。

 さてと、犯人は誰かな?とはいっても、予想は付いてるけどね。


『さすがサルア様です。私の攻撃をいとも簡単に防いでしまうとは』

『いとも簡単に?バカいえ。だいぶぎりぎりだったぞ。何しやがる』


ただでさえ、神力はあまり使いたくないのに、、、消費を抑えつつ、どうやって戦えばいいのやら。

とりあえずだが、危なくなるまで俺は神力の消費を抑えるため、人の姿で戦うことにする。多分すぐこの体は死ぬだろうけど、、、まぁやらないよりはマシだ。


 『おや?一体何のまねでしょうか。その姿で私に勝てるとお思いですか?』

「ちげぇよ。能無しは黙って見てろ」

『見てるだけではやられてしまいますので、抵抗はさせていただきますよ』


 まったく。俺の敵はどうしてこう敬語を使うやつが多いのかやら。なにか呪いでもかかってるのか?


「クソ神族が!舐めるんじゃねぇよ!バーカバーカ!それじゃ、早速全力ブッパ!えーと、、、【マジックウォータークリエーション】」


神力が使えない以上、魔法でどうにかしようと思ったが、なんだよこの魔法、魔力の消費量キモすぎるだろ。こんな魔法をあいつが使ってたとは到底考えられん。あいつってすごかったんだな。

 っと、戦闘の最中であいつのことを見直しても何にもならねぇ。とにかく前のことに集中!


「ってあれ?何も起きない?」


 俺は確かにあの魔法を発動させた、魔力だってしっかり減っている。なのになぜ?

・・・そういや、ここってまともな水源なかった。

 あれは水を操る魔法だぞ!相手は神族だから当然体内に水なんてないし、ここら辺は湖なんかもない、、、地中にはあるかもしれないが、多分ごく少量だろう。


 「【ファイヤーボール】【ウィンドカッター】【ウォーターボール】【ストーンウォール】【ゴロゴロガッシャーン】」


俺はとにかく攻めて敵の体力を消耗させる作戦に出た。これらは初歩的な魔法だから、魔力の消費量も少ないしね。ファイヤーボールで身を焼き、ウィンドカッターで切り刻み、ウォーターボールで打ち砕き、ストーンウォールで押しつぶし、ゴロゴロガッシャーンで貫く。あぁ、ゴロゴロガッシャーンって言うのは雷の魔法だ。天罰の弱めによく似てる。迫力はほぼ同等だろう。けど、なんていうか、雰囲気?が違うな。その、大型犬と小型犬みたいな?そんな感じ。


 「ま、多分聞いてないだろ?」


俺は立ち込める砂埃へと言葉をかける。すると、さっきと変わらぬトーンで返事が返ってくる。


 『この程度で倒れるようでは、神族を名乗れませんよ』

「たしかにな。俺だってこの程度でやられてもらっちゃ困る」


本当はすぐに倒れてもらって戦闘終了ってことにしたいのだが、そうはいかないのが人生。いや、神生?どうでもいいや。


 「そんじゃ、次行くぞ!【アースクリエイト】」


この魔法は、まぁ簡単に言えばデッカイ土や石の塊を相手にぶつける魔法。ただ、威力は化け物並みだぞ。この魔法一つで軍隊の半分くらいは壊滅させれるだろうな。もちろん、そんな魔法をそのまま使ったら村が大変なことになるから、範囲は絞ってある。その分、威力も上がって俺はハッピー。


 『これは流石に直撃したら無事では済みませんね』


やっと弱音を吐いた。突破口が少しずつ見えてきた。

そう思ったのもつかの間、今の俺には絶望するような言葉が俺の鼓膜を震わせる。


 『ですので、これは消させていただきます』

「・・・は?」


 俺がそうつぶやいたとき、神族はパチンと指を鳴らす。そしてその瞬間、俺の構成した魔法は一瞬にして消え失せた。

・・・マジかよ。


 『さて、どうしますか?あなたのあの魔法も、私には通用しなかったようです』


と、余裕の笑みを見せるクソ神族。名前なんか読んでやらねーよバーカ!


「遠距離がダメなら近距離攻撃するまで!【身体強化×6】」


 さてと、これで俺のステータスはこれで大きく跳ね上がった。


 『これは、ちょっと厳しいかもですね』


そう言って、あいつは額に汗を浮かべる。


 「今更命乞いか?お?でもざ~んねん。許さねぇよ!」


 この言葉だけ聞いたら、俺が悪役みたいだなぁ。と思いながら、俺は一気に距離を詰めた、と思ったのだが、おや?俺とあいつとの距離が全く縮まらない。


 『こちらに来れないようにしてしまえば私の勝ちです』


 なるほど。恐らく、あいつは空間拡張系の技を使ったのだろう。面倒な事だ。さすが、神殺しの称号を得てるだけある。

 うーん、、、詰みじゃね?まぁ、やらなければやれるだけだ。取れる手段を片っ端からとるのみ!


 「【分身】」


 複数帯に分裂して、奴を囲む。幸いなことに、横に、これ以上近づけねぇよ的な壁がある、奴を中心に空間が捻じ曲げられてるだけみたいだ。


 「まだ希望はあるな。・・・やるだけやってみるか。やらないで後悔するくらいなら、やった方がマシだ。って誰かが言ってた気がする!第二ラウンド開始だ!」


▼▽▼▽


 時はすこしさかのぼり、サルアと別れたミーシア達は、サルアの両親と談笑していた。


 「面白い村ですね。見たこともないような物まであって気になって仕方がありません。これほど興味を引くようなものがあるのに、貿易などはしないのですか?」


 ミーシアが興味半分でそう聞くが、一瞬彼女は答えにくそうな表情を見せた。そしてすぐに表情を戻し、答える。


 「村だからね。数に限りがあるのさ。よそに渡せるほどの量はこの村にはないんだよ」

「なるほど、そういうことでしたか。あ、そういえば検問?みたいなことをしていましたよね?何をしていたのでしょうか?」

「ただの村のしきたりだよ。よそでは許可されていても、持ち込まれたら困るものがここにもある」

「へぇ、たとえばどのような物が?」

「そうだね、危険物は必要性が認められない限り持ち込み禁止、通り抜けたいのなら、番の者に荷物を持たせて、通り抜けてもらうのさ。他には、邪教徒共の聖典とかは持ち込み禁止だね。悪魔信仰とか、そういうのだよ。理由は単純に不快だからだね」


 ミーシアの目には、彼女の目に少し揺らぎがあったように見えたが、それが何なのかは理解していなかった。そして、そんな会話をしていた時、突如としてこの世のものとは思えないほどの威圧感が、彼女らを襲った。

その発生源は、サルアが向かったと思われるあの丘だった。

ミーシア達はそのことに不安を覚えながらも、サルアの無事を願うだけだった。


▽▼▽▼


 「・・・どうしよう。勝てる気配がないのだが?」

『まぁ、そうでしょうね。今のあなたの姿では、勝てるわけないでしょう』


ま、確かにそうだな。たとえ神とはいえ、人の姿をしていると身体能力は落ちる。だけど、神になったら神力を消費するらしいから、ギリギリまでとっておきたい。だから、分身を用意していたのだが、、、


 「分身って無能だね。すぐにやられやがった」


分身たちで取り囲んだはいいものの、奴はいとも簡単に俺達をなぎ倒してしまった。


 「分身もダメ、俺単体でも勝てる気配がない。どうしようか・・・俺一人で勝てないなら、誰かに頼るしかねぇよなぁ!出てこい!黒川!」


 ・・・来ない。おっかしいなぁ。なんかつながり的なのは感じたんだけどなぁ?


俺がそう考えていると、どこからか声が聞こえてくる。黒川の声だ。


 『(そんなんで出てくる分けねぇだろ馬鹿が。前みたいに声だけだ。ま、助言くらいはくれてやる)』

「(なんだよ。直接戦ってくれよ。お前強いだろ?)」

『(たしかにお前には絶対に負けないだろうけどな、俺にだって事情があるんだよ)』

「(どうせ妻と娘にデレデレしてるだけだろ?)」

『(黙れ。さっさと用件を言え)』

「(じつは、かくかくしかじかで、、、)」

『(これこれうまうまってか?それで伝わる分けねぇだろうが馬鹿かが。さっさと言いやがれ)』


 俺達がそんな会話をしている中、奴は攻撃を仕掛けてこなかった。ま、こっちとしてはありがたいことだが、一体何をやっているのかやら。


 『(なるほどな。お前が雑魚すぎてこいつに歯が立たないということか?』

「(そうだよ!悪いか!俺最弱なんだぞ?ってか、お前が余計なことしなければ今頃俺は平凡な最弱ライフを満喫してたってのによ)」

『(知るかよ。勇者サルアが死ななければよかっただけの話だろうが)』

「(あの時の俺が魔王に勝てると思うか!?)」

『(まったく思わない。お前雑魚だもん)』

「(あ˝!?お前今なんつった!?)」


そんな言い合いをしていると、奴が俺たちの会話に割って入った。


『すみませんが、黒川様、サルア様。そろそろ作戦会議は終わらせてくれませんか?』


おっと、俺と黒川で会話をしていたのばれてたか。ちと困ったな。


 『何を話し合っていたのかはわかりませんが、私だって相手をしていないと拗ねてしまいますよ?』


そう言って、奴は俺のほうへと歩き始めたのだが、さっきとは雰囲気が異なっていた。

俺と戦う前から奴は異様な雰囲気をまとっていたが、今はそれの比ではない。世界を飲み込まんとする、恐ろしいほどの死の気配を奴はまとっていた。


 『(・・・やばいじゃん)』

「(やばいじゃん。じゃねぇよ。どうしたらいいんだよ!)」

『(・・・)』

俺が黒川に助けを求めるが、黒川からの返事はない。だが、まるで打つ手なしと言いたげな雰囲気が伝わってきた。


 「(なぁ黒川。奴は一体どうやって捕まえたんだ?)」


なにか糸口はないかと、藁にも縋る思いでそう聞くが、帰ってくるのは沈黙のみ。


 「(黒川?どうした?何かあったか?)」

『(サルア、知り合いに魔法が得意な奴いるか?魔力量が多くて、高等魔法を使える人は。あ、お前はダメだ。奴に警戒されてるからな)』


 ふいに、そんなことをサルアがいう。しかし俺の知り合いにそんな奴いたか?シーラは武術特化だし、ミーシアも、精密な魔力操作ができるだけで、高等魔法は使えない。お袋も親父もそんな魔法が使えるとは思えないし、、、

 思い浮かばない。そう黒川に言おうとしたが、妙に違和感を覚える。この違和感はいったい何なのだろうか。

 思考を巡らせていると、黒川の叫び声が聞こえた。


 『(何ぼさっとしてる!前、前を見ろ!)』


その言葉を受け俺が前を向くと、眼前に奴の放ったであろう魔法が飛んでくる。


 「ちょっと考える暇も与えてくれないか。(黒川、一体そんな奴で何をしようとしているんだ?)」

『(奴を天界にテレポートさせる。場所はお前が下界にテレポートするときに使った魔法陣の上だ。そこに神族と今時間が空いてる神たちを集めた。そいつらで何とかする!)』


そんな会話をしている中でも、奴の猛攻は絶え間なく続く。

 テレポートさせるなら、神とか神族だと下界に降りた瞬間に警戒されるだろうからな、、、俺の知り合いで、高等魔法、テレポートを使えるやつ。


 「(一人だけ、心当たりがある)」

『(本当か!?)』

「(だけど、奴は今はもういない)」

『(もういない?死んじまったってことか?)』

「(死んだかどうかはわからないけど、たぶんもう死んでるよ)」

『(・・・なぁ黒川。ちょっといいか?)』

「(よくない。話題をなるべく変えないでくれ。集中が途切れる)」


俺がそういうが、黒川は続ける。そして、その次黒川が発した言葉に、俺は耳を疑った。


 『(シャジャリさんに聞いたんだが、お前と交友関係を築いた奴らで死んだ奴らは確かにいた。けど、そいつらの中に、”魔法使いはいないぞ?”)』


・・・は?



全く関係ない話ですが、久しぶりにユーザーホーム開いたら、なんか変わっててビビりました。はい。

見返してて思ったんですけど、閑話多すぎますね。でも減らしませんよ。閑話って便利なんですよ。とりあえず適当に書いても何とかなるので。・・・すみません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ