表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/205

ローラ・レイ

86話 ローラ・レイ


「あんなの見たことねぇ嫁にしてぇ」


「ああ、グッピー、ミシェールは?」


「もちろん嫁1号だ。あの女は2号だ」


「また、嫌われるぞ」


「あら、昼間の」


「ローラさんも、この宿で」

「ええ、あなたのお連れさんは沢山居るわね」


 ローラさんは、あたしたちにドレスを両手でつまんで貴族のような挨拶をし。


「歌って踊れる放浪の吟遊詩人してます。ローラ・レイです。はじめまして」


「俺はグルドン・ランデン。グッピーと呼んでくれ。会ってそうそうだが、嫁にしてやる。2号だがな」


「面白い人ね。ごめんなさいね。私は誰のものにもならないの」


  キキ


「あ、頭の上のはリスザルのパーカーよ。あなたのプロポーズに怒ってるわ。オレの女に手をだすなですって」


「そのサルは人間の言葉がわかるのか?」


「さあ、どうなのかしら、この子の言葉は私、わかるの」


「オレは、ロラン・ウニカだよろしく」


「ウニカ……」


 またかよ、ウニカってー女友だちいるのか。


「ウニカは、私の母と同じ名ね。よろしく」


 母親かよ。やはり女だ。


「あたしはルルレット・アポよ。妹のアニタとエスタは昼間に。あっちの黒髪はティアーナ、なんだっけ?」


「ティアーナ・ギガルだ。ルル、忘れるな」


「あれ、ミシェールは、まだ」


「そうだな、嫁1号がまだ来てねーな」


「グッピーさんのお嫁さんなのねミシェールさんは」


「違う」


 わあっ来た。ミシェールは、いつもと変わらない感じだ。


「はじめましてミシェールさん。私放浪の吟遊詩人でローラ・レイといいます。よろしく……はじめましてですよね? まえに何処かで……」


「ない……と、思う」


「ですよね。似た知人がいたのかも」


 ローラさんは荷物を持って二階に上がって行った。

その時、ミシェールを二度見した。

 似てる知人かぁ誰かと。


「美女が去ってまた新たなる美女現る。だなぁロラン。やっぱりおまえはモッてるなぁ」

「しかし、簡単にフラれてたな。グッピー、あんな言い方して喜ぶ女はいないだろう。たしか南に一夫多妻制の国があると聞いたぞ、そこへ行け」


 みんな揃ったんで料理が来た。


「皆さん良かったね。今日はウチの狩人が野良カウカウを獲ったんでカウカウステーキだよ」


「え、コレカウカウなの。ペットよねカウカウは」


「こいつは野良で野生化した大型なんだ。ペットのとはぜんぜん違うよ。めったに獲れないんだよ」


「レオのルルカウも大きかったよね……」


「美味い! ルル、食べろ」


 ティアーナは、何食べても美味いって。ん〜。


 あ、ローラさんが下りてきた。


「お腹すいたわ、その料理はなんですか? 美味しそう」


 ローラさんは、一番奥のテーブルに座りミシェールの方を見ている。

 気になるのかなぁ。


               つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ