当分遊べない
61話 当分遊べない
「おのれ、ドル・マダーン。幻術か?!」
「ヴィルヘルム!」
何を持っている。
「その剣はなんだ?! ぅっ眩しい」
魔法使いの剣が、七色光を放ちヤツの幻術は聞かなかった。
「このヤロー!」
「ひいっ」
「ヴィルヘルム、こいつどうする」
「殺せ! ロラン」
「ティアーナ、おまえに聞いてない。が、おまえが恥をかかせた女が殺せと言っている。この剣を刺していいか」
「ひいっ助けてくれ、金をやる」
「ドル、その金は、デルヴォル家の者を売った金か」
「ロラン、そいつを殺してもかまわぬ。私の家族の仇だ」
レオ。
「出たな、レオノール・デルヴォルやはり……」
「レオ。こいつは、おまえが殺れ!」
「まって下さい、こんな卑劣な男でお嬢様の手は汚させません。私が」
「ヴィルヘルム、私の剣を」
「やめろ!」
「そっちは片づいたか。このデカいのも殺るか」
「グルドン、あたいに殺らせろ……。その前に降ろしてくれ」
「あれ、あの男が居ないわ」
「ルル、やつならホラ石礫砲くらってのびてるよ」
「ミン、それまえより小さくなったな」
「一人で運べるように改良したんだ。だけど撃つのに台が必要なんだ」
「ルル、ミン。そいつを縛れ、いろいろ聞きたいコトがある」
「おい、オレがなんでも話すから助けてくれ、兄貴もだ」
「こいつは殺る、あたいの大事な乳あて、取ったうえにあたいの尻を叩いた親父にも叩かれたコトないのに……」
「すまねぇゆるしてくれ、オレのケツを叩いてくれ!」
「こいつナニ言ってんのぉ。おまえの汚いケツなんか叩くかよ! ケツよりこっちを」
「があっ! た、タマを……また……うぐぐっ」
「今のは強烈だったな筋肉バカ。ソコは鍛えてなかったんだな。ホラ、ティアおまえの大事な乳あてだ、落ちてたぜ」
「グルドン、あたしと子供が作りたいのか?!」
「よせよ、そんな気ねー!」
「あ、ロランたち帰ってきた。ティアーナ、無事だった?」
「アニタ、ただいま。あたい無事じゃなかった。男に尻触られた」
「ええっ大丈夫?」
「だから、タマ蹴ってやった。触られた回数をな」
「アニタ、違うぞティアーナは触らせたんじゃなく、叩かれたんだ」
「それ、触られらより痛いじゃない」
「そうだ、だからそれだけ痛いおもいさせた」
「ヤローあんだけ蹴られたら、当分遊べねーな。いや一生かもな」
「アニタ、タマでどうやって遊ぶ」
「やだなラッシュ、アニタ女だからわからない。グッピー、どうやって遊ぶんだ?」
「アァ。ティア、後で教えてヤレ」
「あたいも知らない。どうやって遊ぶ?!」
「おまえの旦那に聞け!」
「って、こっち見てさぁグッピー、誰のコトだ。オレはティアーナの旦那じゃない!」
つづく




