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新たなる旅立ち2

58話 新たなる旅立ち2


 おまえはロメーンというのか。あまり可愛くない名だな。その顔にあわない。

 いかにも魔女みたいな名だよ。

 オレが、もっと可愛い名前つけてやるよ。


 エスタ……。エスタはどうだ。

 オレの妹の名だ。生きてればアニタと同じくらいだ。

 可愛いヤツだった。



「ロラン、少しは食が通るようになったな」


「ああ、オハヨーレオ」


「よろしい事で。食は大事ですロラン君」


「オハヨーロラン!」

「オハヨーアニタ。アニタはいつも元気だな」


「おは・よ」

「ラッシュ、挨拶覚えた?」


「おはようございますロラン。アニタ。ラッシュに西方の言葉を教えたら、けっこう覚えが早いんです」


「ラッシュ、他にナニ知ってる?」


『なんだって?』

『どんな言葉覚えたかと』


「アニタ、ロラン。ルル、ミン、グッピー、ティア、ヴィルヘルム、レオ」


「それ、言葉じゃない。名前だ!」


「ミン、私はレオ様と教えて」


「あたしはルルレット、ルルだけじゃカウカウと一緒になっちゃうわ」



「みんな、揃ってますね。朝食です」




「ロラン、話がある」

「なんだレオ」


「北方へ行かないか」


「北へ、大丈夫なのかレオは?!」

「まあいろいろあるかも知れぬが、マコーナの神殿が国境にある。行ってみる気はないか」


「マコーナの神殿」

「私も行ったことがないのだが、そこには大きなマコーナの女神像があるそうだ。おまえの願いを祈ってみたらどうだ。マコーナにつたわるかもしれぬぞ」


「お嬢様、北方は危険です、なにを」


「そう言うと思ったぞヴィルヘルム。旅立とうと、ロランに目的をあたえたのだ。それに冒険に危険はつきものだ」


「神殿への参詣は冒険ではございませんお嬢様」


「なら、危険はない。いいではないか」


「いや、参詣には問題ありませんが北方へ行けば、どうなるか……」


「心配いらぬ、私の共は今はヴィルヘルムだけではない」


「しかし……」



 あまり気が乗らないと言っていたミシェールも、見知らぬ国へ行き新しい知識を得たいというミンも。彼女にしたうセン家族も一緒に北方のゾンネンシュターン国にあるマコーナの神殿を目指して旅に出ることになった。


               つづく

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