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作者: 高山 月緒

 今度の休み,ドライブしよう。


 友人から来たメールに行こう。楽しみにしてると即返信してスマホを閉じた。

 次回の休日が待ち遠しくなった。

 

 砂漠の様な乾燥しきった日常が,一気に薔薇色に思えてきた。

 次の休みのドライブの日が早く来て欲しかった。


 ここだよ,と車に乗って20分。

 着いたのはこだわりのコーヒーを出してくれる喫茶店だった。

 外観は普通の家と全く変わらなかったので,店の前に旗が立ってないとお店だとわからなかった。

 

 メニューはコーヒーはもろん,紅茶にも力を入れているようで,圧巻だった。

 コーヒーと紅茶をそれぞれ注文して,香りを思いっきり友人と楽しんだ。

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