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作者: らふ


「あんたなんて大っ嫌い」


出逢った頃は いつだってそう思っていたのに

いつの間にか 私はあなたに惹かれていった…

叶うはずのない恋なのに

どうしてだろう…

こんなにも あなたに惹かれてしまう....


中学2年

クラス替えしたばかりだから

あまり友達もできていないころだった。

初めて席替えをした…

…蓮…

そぅあの頃 隣になったのは あなただった。

だけど、蓮の第一印象は最悪だったょ。

毎日 うるさくて先生に怒られて…

絶対 隣になんてなりなくないって あの時は思ってた。

だけどね、何もかも間違ってたょ…

蓮は すごく優しい人だった。

シャイで特定の女の子としか話してるの見た事なくて、他の娘には冷たかったから てっきり嫌な奴なんだって思ってた。


この頃から ずーっと蓮のことが好きだったんだ。

もう このまま時間が止まってほしかった。

そしたら、私は一番近くで蓮の笑顔見られるでしょ?だから ずっとずっと このままが良かったょ…。


なのに

いつだったっけなぁ…

蓮に好きな娘がいるって知ったの…

ホントは この娘かな? って思っていたけど

彼氏いたから 違うんだと思ってた…


ショックだったょ…


例え蓮が私を好きにならないと分かっていても

ずっと 知らずにいたかった。



「知ってる?

本気で好きになった人との恋は叶わないんだって。」

いつか友達に聞いたんだ…

「本気で好きになった人との恋は叶わない…」


そりゃあ あの娘には

敵わないかもしれない

だけど、それでも蓮のこと大好きだった。

久しぶりに こんなに本気で恋してるのに

叶わないなんて…って

何度も思った。


だから、この際 告って諦めようかな?って…

だから あの日 蓮に電話したんだょ。

最初は悲しすぎて涙さへも出てこなかった…

振られたんだって実感しなくて…………


それに、想い伝えたからって諦められるなんて

できなかったょ。

当たり前だよね こんなに こんなに大好きなのに。



誓った心さへ取り消されるくらい、君に恋してると

辛いんだ…

それでも、君を好きでいることしか出来なかった…



まともに伝えられた言葉は

「好き」だけだったかもしれない。

だけどホントは

「大好き」なんだ。






今までありがとう。

れん……


読んで下さった方たち どうも ありがとう。

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