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敦賀の男

北陸本線下りL特急「加越3号」金沢行が米原駅に止まっていた。

「金沢行か、これに乗ればいいのね。」

自由席の乗客はやっと3分の1くらいだ、ブルーの座席のあちこちが空いている。

「えーと、敦賀に着くのは午後1時ごろか。」

ジリリリリリリリリリーッ!

と、発車ベルが鳴った。

「まもなく12時22分発特急「加越3号」金沢行が発車します、お乗りの方はお急ぎください。」

と放送が流れた。

ファーンピィーッ!。

L特急「加越」は米原から金沢へ結ぶL特急列車である、ヘッドマークには福井県の観光名所東尋坊が描かれている、加越の由来は石川県の加賀と福井県の越前と富山県の越中からとって加越と名付けられました。

彼女の名前は中川和香、今日は会社を有休を利用して福井へ1人旅をしていたのだ。

「1時間で福井か、加越に乗るのは何か月ぶりかな。」

和香が乗ったL特急「加越3号」は12時22分に米原を発車し、敦賀、武生、鯖江、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、終着金沢には14ごろである。

プァーン!

近江塩津から新疋田に入ったL特急「加越3号」は福井県に入った。

「ねぇ、あなたはどこまで行くの。」

「敦賀だよ、俺は敦賀港で勤務しているんです。」

「それで、加越に乗ったんですか。」

「ええ。」

午後1時ごろ、特急「加越3号」は敦賀駅に到着した。

「じゃあ、私はこれで。」

「じゃあ、気を付けて。」

中川は、敦賀駅のホームで1人の男と別れて、若狭へと向かった、小浜線は敦賀駅を発車した。

「あの敦賀の男の人は何者かしら。」

ところが彼女はこの事件に巻き込まれるとは思いもならなかった。


福井県・小浜市

そこへ、若狭湾に来ていた夏休みに海水浴に来ていた高校生達が海を泳ごうとしたら、1人の男が海に浮かんで死んでいたのだ。

「ヤダ、何これ。」

「おい、この人死んでるわ。」

キャーッ!

と、3人の女子高生は悲鳴を上げた。

それは何と、男の水死体だった、海岸は騒ぎになり人盛りが集まって来ました。



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