表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

###

 それから、日が沈むまで私と白砂はなにも書かなかった。

「………」

 日が沈んだ後に私は今まで書いてきた文字をすべて消して、私は白砂が「助けて」と書いた場所に、小さく一言かいた。


「ありがとう」


 私は返事が返ってこないことを確認すると、すっかり暗くなった教室を一周見渡してから机に戻ってスクールバッグをとって、教室を出た。

 ポケットからケータイを取り出して先ほどのメールアドレスを入力する。

 奇跡は、もう、おしまい。

ありがとうございました。

最後だけ遅れてしまい申し訳ございませんでした。

(忘れてた。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ