7話 ママのカラフルな秘め事
「えー。どうしようかな……。もうすぐ子供帰ってくるし……」
ママはそう言うとパソコンの電源落して、リビングを出て行った。
「やだ……もう、エッチなんだから……」
ママは自分の部屋のドアを開けてた。
「アレだね……」
ホーは私の方を見て言う。
「そうだね……」
私もホーを見てニヤリと笑った。
「見に行こうか……」
「そうね……」
私とホーはママの部屋へ。
ママの部屋のドアをそっと押すと、ゆっくりとドアが開く。
ママは横になって携帯を耳に当て、下半身をモジモジさせてた。
「間違いないわね……」
私が言うと、ホーも頷いた。
ママはジーンズを器用に脱いだ。
そしてシャツを捲くりあげて、胸を出してた。
「やだ……エッチ……」
ママは私たちが聞いた事ない様な甘い声を出して、自分の胸をつまむ様に触りだした。
「始まったね……」
「うん」
後で知ったんだけど、ママがしてる事はテレホンセックスって言うらしい。
気持ち良さそうな声を控えめに出して、ママは自分の身体を触り始める。
パンツの中で動くママの手を私とホーはじっと見てた。
しばらくするとママは全身を震わせて、動かなくなった。
「ママ、死んじゃったのかな……」
ホーは心配そうだった。
「違うわよ……。果てたのよ」
私はホーより少し大人だし、そんな事くらいは知ってる。
でも人間って不便ね。
サカリが付くなんて私たちは年に二回くらいなのに。
それ以外はエッチな事なんて考える事もない。
ママもパパさんもずーっとその事ばっかり。
そのうちワカナもモエナもケンサクもそうなるのかな……。
家中サカリの付いた人間ばっかになるじゃん……。
ママは携帯も投げ出して、ぐったりと寝たまま動かない。
パンツビショビショになってるし。
早く着替えないと風邪ひいちゃうよ……。
ホーは心配そうにママに近寄ってる。
ママの耳元でクンクン言ってるし……。
私はママの部屋の入口で鼻を鳴らす。
女の匂い。
フェロモンっていうのかな……。
すごいエッチな匂いが充満してる。
友達のマロンが言ってた。
マロンの家のママはマロンにパンツの中を舐めさせるんだって。
うちのママはそんな事させないけど、どーなってるんだろうか……。
ママのこの匂いかいでると私までエッチな気分になって来ちゃうわ。
ママはホーの声で我に返り、携帯を耳に当てた。
「いっちゃった……。うん。うん。いやよ。馬鹿ね……」
そして笑ってた。
「またあとで……。着替えるから……」
ママは携帯を切って、押し入れのケースからパンツを取り出してはき替えてた。
私とホーはそれを見てリビングに戻った。
「ママ、あれ、気持ちいいのかな……」
ホーは私の横で丸くなりながら言う。
「そうだと思うな……。ママの匂い……エッチな匂いだったし」
「そうよね……」
そうやって私たちは何も無かった様に顎を床に落した。
しばらくするとママは乱れた髪と服を直しながらリビングに戻って来た。
私とホーはにやけながらママを見た。
私たちがにやけてもママたちはわからない。
ママはクッキーを私とホーの前に置いて、
「内緒だからね……」
って言って笑ってた。
内緒って言われてもね……。
私たち喋れないし。
また口止め料もらったね。
まだ家の中でエッチなママの匂いがしてた。
私は鼻をクンクンさせながらその匂いの方へ行くと、脱衣場だった。
洗濯機の中にママのパンツが入ってた。
この匂い……誰も気付かないのかな……。
人間って鼻も不便なのね。
私はママの部屋の前に来た。
ドアは開いてた。
この部屋はもっと匂う。
エッチな匂い。
でも私はこの匂い好きよ……。
ママからこんな人間っぽい匂いがするなんて。
「ただいまー」
玄関が開いて、ケンサクが帰って来た。
ケンサクが靴を脱ぐと、ケンサクの足の臭いでママのエッチな匂いはかき消された。
もう、ケンサクのバカ。
「おかえり。今日は剣道でしょ」
ママは普通にケンサクに声をかけてた。
さっきまでのママと大違い。
あんな顔、彼氏には見せてるんだね、ママ。
一体どんな彼氏なんだろう……。




