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第千百六十六話 魔龍の呼び声(三)

 レオンガンド一行が龍府を発つと、数時間もしないうちに龍府は普段の光景を取り戻していった。

 龍府は元より観光都市だ。古都と呼ばれる通り、風光明媚な観光名所が数多にあり、ガンディアの治安の良さ、交通の便も相俟って、日々、観光客が増大している。戦争が起きる可能性の少なくなる秋から冬になると、龍府は観光客ばかりで埋め尽くされるという。ガンディア国内からだけでなく、国外からも多数の観光客が訪れ、龍府の古めかしくも美しい町並みを見て回っている。

 つまり、普段の光景というのは賑やかで騒々しいものであり、レオンガンドたちの滞在中というのは、むしろ、厳粛なまでの静寂に包まれていたのだ。それもそうだろう。一国の君主がその護衛というべき戦力とともに滞在していたのだ。警備は厳重を極め、いつも以上に厳しく取り締まられていた。レオンガンドが軍勢とともに龍府を去ったことで、ようやく古都を包み込んでいた緊張が消え、賑わいを取り戻したのだ。

「龍府とはこうでなくてはならんのう」

 などといいながらセツナの頭の上に舞い降りたのは、小飛竜のラグナだ。天輪宮の中庭にいながら龍府の全体を見渡すことができるのは、空を自由に飛び回れる彼くらいのものだろう。小さな翼から考えられないほどの飛行能力だが、彼がドラゴンであり、魔法の使い手であることを考えれば、想定できないことでもない。とはいえ、長時間飛行するには微量ながらも魔力を消耗するらしく、長時間、長距離を飛行するのは自分で禁止しているようだった。もっと体が大きくなれば、魔力を用いずとももっと長く、もっと遠くまで飛べるようになるらしいのだが。

 それまで何年、何十年、いや何百年かかるのかはわからない。

「いつから龍府評論家になったんだ? おまえ」

 セツナはあくびを漏らしながら、定位置のラグナに問いかけたりした。少々、眠気が残っている。レオンガンドたちが龍府を出発したのは、二時間ほど前のことであり、そのときも半ば寝ぼけ眼だったのだが、それには理由がある。

 ミリュウが潜り込んできたせいで、あまり眠れなかったからだ。ミリュウの体温や息吹きが、セツナの健やかな眠りを妨げるのだから仕方がない。かといって、彼女を邪険にすることもできず、悶々と夜を過ごした。眠気が意識を覆い隠したのは、おそらく日付が変わってからだろう。なにも知らず眠るラグナがそのときばかりは憎らしくなったが、ラグナにはなんの落ち度もない。

「いつからもなにも昔からじゃ」

「ほほう。おまえのいう昔っていつのことだよ」

「そうじゃのう……生まれたときかの」

「生まれたときって、何万年も前の話じゃねえのかよ」

「馬鹿者。いまのわしが生まれたときの話に決まっておる」

 ラグナが憤然といってくる。

「いまのおまえ、ねえ」

「なんじゃ?」

「いんや、なんでもねえよ」

 とはいいながらも、セツナは頭の中で彼のことを考えていた。ラグナと出遭ったのは、この龍府だった。アズマリア=アルテマックスの召喚武装ゲートオブヴァーミリオンによって呼び出されたワイバーン。それが彼だ。激闘の末に滅ぼしたのだが、その自身を滅ぼした力を利用して転生したというのだから、奇妙というほかない。が、転生竜というドラゴンの中でもきわめて特殊な存在である彼が奇妙であることはむしろ当然のことかもしれず、そのことを深く考える必要はなさそうだった。

 それ以来、ラグナはセツナの下僕をやってくれている。アズマリアいわく、セツナへの誕生日プレゼントらしい。ひとつ間違えればセツナが死んでいた可能性もあるのだが、アズマリアはきっと、そんなことまったく気にしてもいないに違いなかった。

「ただ、おまえが龍府を気に入ったのは、最初に見た街だからなんじゃないかって思っただけさ」

「そうかもしれぬ。しかしのう、ガンディオンより龍府のほうが住み良いのは間違いないのじゃ」

「後輩にはこの古風な町並みが合うのでしょうか」

 といってきたのは、もちろんレムだ。彼女は、いつものメイド服に箒を携え、中庭に積もった木の葉を掃き集めている最中だった。天輪宮の清掃は、天輪宮の使用人の役目だが、レムはセツナの従僕であるという立場もあって、みずからの手で掃除を行うことに誇りさえ持っているのだ。彼女の掃除は、天輪宮のみに留まらず、王都の《獅子の尾》隊舎でも皆を巻き込んで大掃除をしていたりした。

「何万年も生きてるから考えが古いってか?」

「そこまでは申し上げておりませんが」

「むむ……先輩も主も酷いのじゃ」

 ラグナの反応にセツナはレムと顔を見合わせ、笑った。

 中庭には、ふたりと一匹のほか、ウルクもいる。セツナの護衛を自認する魔晶人形は、セツナのすぐ近くで、じっとこちらを見ていた。もちろん、表情はない。また、視線を感じるということもない。ウルクの目で見られているはずなのだが、そのわずかに発光する水晶のような目から圧力を感じることはなかった。だから、見られていてもなにも感じずにすむのだろう。

 ふと、双龍殿の方から黒装束の集団が向かってくるのが目に入って、彼はそちらに顔を向けた。黒衣の集団とは、ウェリス=クイードを除く黒獣隊の面々であり、先頭を歩いているのはシーラだった。陽の光を浴びて輝く白髪が、目に痛いくらいに眩しい。シーラは、セツナを探していたらしく、こちらを見ると、脇目もふらず駆け寄ってきて、積もっていた木の葉の山を蹴り崩した。

「ああっ……」

「おっと……済まねえ」

 シーラはレムに謝ると、すぐさま部下とともに木の葉を集め始める。シーラのそういうところは、王族らしくないといえる。しかし、一方では、そういうシーラだからこそアバードでの国民的人気を勝ち得たのかもしれないとも思えた。

「シーラ様、皆様、ご協力感謝いたします」

 レムがにっこりと笑うと、シーラが当然のことだ、といった。葉っぱの山を崩して撒き散らしたのは、確かにシーラ自身だ。

 レムが掃き掃除に戻ると、シーラはセツナに近づいてきて、それからきょろきょろと周りを見た。まるでなにかを探すような仕草であり、彼女の怪訝な表情にこそ、セツナは怪訝な顔になった。

「あれ?」

「どうしたんだ?」

「なんでミリュウまでいねえんだ?」

 シーラが極めて不思議そうな顔をした。

 まで、というのは、ファリアの不在にかかっているのだろう。ファリアはリョハンに旅立ったからいないのは当然なのだが、いつもセツナの近くにいるミリュウがいないのは不自然だ、とでもいうのだ。

「そういえば、朝から見ておらんのう」

 ラグナは今朝、ミリュウがセツナの部屋を出て行くのを見届けたらしい。セツナが起床する直前のことであったらしいのだが、セツナは彼とミリュウの話し声に起こされたという感覚がある。そのことを問うと、ラグナは知らぬ存ぜぬを通すばかりで、夢を見ていたのだろうという結論に至っている。ミリュウとラグナが口論する夢など、めずらしいものでもないが。

「まさか勝手にどっかいったんじゃねえだろうな」

「ミリュウ様が御主人様の了解もなく出かけるようなことはありませんよ」

「そういやそうか。ってことは、セツナは知ってるんだよな?」

「ああ」

 セツナは、龍府の空を仰ぎ見ながら、つぶやくようにいった。

「いまごろ実家じゃないかな」

 隠すまでのことでもない。かといって、おおっぴらにすることでもないから、わざわざ伝えていなかったのだ。彼女が実家であるリバイエン家本邸に用事があるというのは、王都を立つ前から知っていたことだし、そのための準備も王都で済ませている。さらに必要な書類はセツナたちがバンドールにいっている間にダンエッジたちに用意させていた。

「実家? そういや、龍府出身だっけ、あいつ」

「うまくいくといいけど」

「なんの話だ?」

「いや、こっちの話」

「ふうん……まあ、いいや。しっかし困ったな」

「困った?」

「ミリュウのやつに付き合ってもらおうかと思ってたんだけどよ」

 といって困り顔のシーラが見せてきたのは、複雑な装飾の施された斧槍だった。獣を模した複数の装飾が、その斧槍に秘められた能力を象徴するかのようだった。名は、ハートオブビースト。その名の通り、獣の力を宿した召喚武装は、アバードの王都バンドールを一瞬にして壊滅させ、何千の軍隊を蹴散らし、武装召喚師や騎士の攻撃さえも寄せ付けなかった。

 白毛九尾の狐は、ハートオブビースト・ナインテイルと名づけられたものの、あれ以来、シーラが同じ力を発揮したことはなかった。あれほどの力だ。大量の血以外にも、なにがしかの条件が必要なのかもしれない。

「ミリュウに?」

 セツナが驚いたのは、シーラがミリュウに訓練に付き合ってもらおうとするとは思っても見なかったからだ。ふたりの関係は、必ずしも良好ではない。シーラはともかく、ミリュウが一方的に敵視しているというか、警戒している。シーラがセツナを巻き込み、アバードに連れ立ったことがいまだに許せないのだろう。もちろん、対立しているわけでもなければ、口論の挙句喧嘩するようなこともないのだが、かといって訓練に付き合うほどの仲ですらなかった。

「隊長ったら酷いんですよ! わたしたちに実験台になれっていうんです!」

 セツナに泣きついてきたのは、ミーシャ=カーレルだ。シーラが慌てふためく。

「わっ、ばかっ、ただの冗談に決まってんだろ!?」

「冗談でも酷いと思うけどねえ」

「ははは、実験台か」

 セツナが笑うと、レムがずいと顔を寄せてきた。いつの間にかすぐ側にいたらしい。

「提案です。御主人様が実験台になるというのは、いかがでしょう?」

「ハートオブビーストのか?」

「御主人様も体が鈍っていると仰られていましたし、ちょうどよい機会では?」

「おっ、そりゃあいいな」

 シーラがにやりとした。黒き矛ならば、訓練相手に不足はないとでもいいたげな表情だった。彼女の中の好戦的な部分が表面化するのは、なんとも久々な気がした。

「隊長殿も乗り気だ」

「これで実験台にならずに済みそう……」

「あんたねえ」

 黒獣隊の面々がそれぞれに反応する傍らで、ウルクが目を光らせるのがセツナにわかった。

「駄目です。セツナを危険な目に遭わせるわけにはいきません」

「おいおい、別に危険な目に遭わせるつもりはねえよ」

「そうですよ。シーラ様が御主人様にそんなことをするはずがございませぬ」

 シーラがなだめ、レムがその補足をする。すると、クロナ、リザ、ミーシャら黒獣隊士たちが同意した。

「うんうん」

「そうそう」

「さすがレムさん、わかってるう!」

「なんなんだよ、おまえら。でもまあ、レムのいうとおりだ」

 シーラは部下たちの反応を怪訝に想いながらも、ウルクを説得するために利用した。ウルクはまばたきひとつせず、シーラを見つめている。表情に変化がないのはいつものことだ。ニナ=セントール以上の鉄面皮は、彼女が人形であることを思い知らせるものだ。

「召喚武装を用いた訓練が危険なのは、シーラも承知のはずですが」

「そりゃあ、まあ……」

「セツナの身に危険が及ぶようなことなど、させるわけにはいきません」

「過保護だなあ」

 セツナは、途方に暮れる想いがした。

 この程度のことさえ許されないというのは、少々、窮屈だ。セツナだって召喚武装同士の訓練が危険なことくらい百も承知だし、基本的にそんなことはしない。ルクスとの訓練ですら、木剣や木槍によるものばかりだ。しかし、ときには召喚武装の扱いに習熟するという意味でも、召喚武装を用いた訓練も行うべきだった。無論、そういう場合でも、相手がいない訓練に限るのであり、召喚武装同士で訓練を行うなど、余程のことがない限りはしない。

 だが、一方で、召喚武装を用いた訓練を行ってみたいという気持ちがあるのも事実だ。武装召喚師の本来の実力というのは、召喚武装を用いた状態であり、互いに召喚武装の能力を引き出して訓練を行うことで、さらなる高みを目指せるのではないかと考えないではない。危険なのはわかっているが、手加減できないわけではないのだ。加減ができないなら、そもそもそんな危険な訓練に応じようとは思わない。

 シーラは、ウルクの言い分には納得の表情を見せている。とはいえ、彼女の目的は訓練であり、口を開いた彼女がなにを言い出すのか、セツナには想像も容易かった。

「だったら、今度こそおまえが相手をしてくれるのか?」

 シーラの提案に、ウルクが即座にうなずく。

「はい」

 シーラがにやりとした。

「だいじょうぶでしょうか?」

 レムの心配は、以前、獅子王宮練武の間で起きた事件のことを思い出したからだろう。あのとき、シーラとの訓練に応じたウルクだったが、なぜか突如として内蔵兵器である波光大砲を使用、練武の間の壁を破壊してしまった。ミドガルドの検証の結果、ウルクが興奮に近い状態に陥り、暴走、制御不能となったため、そのようなことになったらしい。ミドガルドいわく魔晶人形が興奮することなどありえないのだが、魔晶人形の記録からは興奮としかいいようのないものが確認されたといい、ウルクが興奮状態に陥ったのは、まず間違いなくセツナのせいだということだった。

 セツナに見られているということが、なぜかウルクを興奮させ、波光大砲を使用させたというのだが、なぜセツナに見られていることで興奮したのかは、定かではない。ミドガルドの話では、ウルクがセツナのことを主と認識し、護衛対象としていることと関連しているのではないか、ということだったが、それも憶測の域を出ない。そもそも、ウルクがセツナのことを主と認識していること自体、おかしなことだ。ウルクの心核の起動に特定波光が必要であり、セツナが発した特定波光が彼女を安定的に起動させているとはいえ、素直には受け入れられないところがある。

 と。

「波光を用いた武装には封印処置を施していますので、あのような被害が出ることはございますまいが」

 突如として背後から聞こえてきた声に、セツナは驚きながら振り返った。

「おおう」

「あら、いつのまに……」

「ははは。セツナ伯サマを探し回っていたら面白い場面に出くわしたものでね」

 泰霊殿と双龍殿を渡す廊下から、ミドガルド=ウェハラムが顔を覗かせていた。天輪宮の五つの殿舎を結ぶ通路の壁は低く、ミドガルドの腰くらいまでの高さしかない。中庭から通路を行き交うひとびとの姿はよく見えたし、通路から中庭の様子を見ることも可能だった。ミドガルドは、いつもの白衣めいた装束を身につけており、研究者と呼ぶに相応しい格好ではあった。

「面白い、かなあ?」

「わたくしとしましても、興味深いことです。わたしの魔晶人形が、召喚武装の使い手を相手にどこまで戦えるのか、知ることができるのですからね」

「そっか……そういえば、魔晶人形は戦闘兵器だったな」

「ええ」

 ミドガルドが肯定するのを聞きながら、セツナは、目を細めた。ハートオブビーストを携えたシーラが中庭の真ん中辺りに向かって移動するト、ウルクもそれに倣って移動を始めた。どこか楽しげなシーラの動きとは異なり、ウルクの歩行姿は、なんとなく機械的だった。

「どういう相手を想定してあんな兵器を内蔵したんだか」

「聖王国の敵など、わかりきっておいででしょう」

 ミドガルドがにべもなくいってくる。聖王国とは神聖ディール王国のことであり、ミドガルドはよくその略称を用いる。ディールともいうし、単に王国と呼ぶこともあるが、王国だと紛らわしいので、聖王国という呼称を使うことのほうが多い。もっと多いのが、ディールという名称を用いることだが、いまは関係ない。

「残りの三大勢力か」

 シーラがハートオブビーストの感覚を確かめるように振り回すのを見つめながら、つぶやく。

 神聖ディール王国は、大陸を四分する三大勢力のひとつである。ほかの二勢力とはヴァシュタリア共同体、ザイオン帝国であり、四分する残りのひとつこそ、この大陸小国家群という常態であり、三大勢力はそれぞれ小国家群全体と同規模の国土、勢力を誇るという。レオンガンドが三大勢力が動き出す前に小国家群を統一しなければならないと思うのも当然の話だ。規模が違うのだ。三大勢力のいずれかが小国家群の制圧に乗り出せば、残りの二勢力も負けてはいられないと動き出すに決まっているし、そうなれば小国家群の国々など、あっという間に食いつくされてしまうことは想像に難くない。そんなことにはさせたくないから、レオンガンドは小国家群の統一を掲げ、急いでいるのだ。小国家群がひとつの勢力となれば、三大勢力も簡単には手出しできなくなる。いずれかの勢力が攻め寄せてきたとしても、別勢力と手を組むことも不可能ではなくなるからだ。そうなれば、大陸は四大勢力による分割統治の時代を迎えるだろう。だから、レオンガンドは小国家群の統一を夢見ている。三大勢力という滅びの約束を覆すには、四番目の大勢力に小国家群そのものがならなければならないのだ。

 ミドガルドの話は、そんなレオンガンドの夢や野望とは関係のないところで、神聖ディール王国もまた、戦力の増強を図っていたということになる。それはそうだろう。ディール王国が小国家群の情勢など気にするとは思えないし、小国家群の国々がどうなろうと知った話ではないのだ。小国家群の事情よりも、自国の戦力を整え、いずれ起こるかもしれない三大勢力との戦いに備えるのは当然の話だ。

 小国家群の人間としては、受け入れがたい事実ではあるのだが。

「まあ、わたくしが生きておる間に戦争が起きるようなことはないでしょうがね」

「そうあってもらいたいもんだ。平和が一番だよ」

「百戦錬磨のガンディアの英雄サマが仰られると、なんとも味わい深い言葉になりますな」

「だろうさ」

 セツナは、ミドガルドの皮肉めいた一言を肯定して、シーラとウルクが激突するのを見た。

 斧槍の切っ先とウルクの拳が衝突し、激しい金属音が鳴った。


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