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舞台となる町や近隣の町の設定や地名

 ☆主な舞台


 ・越久夜町

 "首都近郊にあった県"の山奥にある──辺境の田舎町、越久夜町(おくやまち)

 山間部にあるために大きな通りが少ない、代わりに路地が多い小さな変哲もない町。長閑な牧歌的な、時間がのんびりと流れる良い町である。

 牧歌的な、さびれた田舎の風景。ポツポツと発疹のように、分布した集落と一軒だけ近代的な洋館が山間部に存在している。

 越久夜町の地に人が住み始めたのは縄文時代からであり、遺跡は少ないが土地の歴史は長いようだ。

 中世から寺に関わる一族が、古墳時代より豪族が牛耳っており、排他的な印象を与える。

 豪族として天道家、星守家がある。寺院は三ノ宮家が強い。

 隣町が学園都市なため、大学生寮が何軒かある。

 奥山の町、すなわち「おくやま、ち」という語呂合わせ。

 山を越えて久しく、夜になり辿り着く地。

 龍穴とも言うエネルギーの起点がある場所でもある。最高神はこの地のエネルギーを手にして、支配している。

 ちなみに神霊の住まう世界、人界、異界の三つの世界は相互しており、世界の中心に位置する宇宙軸によってむすばれている。

 具体的には、世界の中心にある宇宙山、柱になる。

 越久夜町において宇宙山は越久夜間山である。


 ・久夜川(ひさやがわ)

 越久夜町に流れている川。町を分断している。


 ・越久夜間山(おくやまさん)

 神社がある。


 ・邪崩(じゃほう)

 久夜川の上流側にある荒れ野。曰くがあり、開発されていない。


 ・星守邸宅

 星守家が代々住んでいる邸宅。


 ・月咎山(つきとがやま)

 月が咎められたという山。


 ・不帰山(かえらずやま)

 迷い込んだら山の女神に連れらされ、二度と帰れないと言われている。


 ☆隣町


 ・蛭間野町(ひるまのまち)

 越久夜町の隣町。学園都市として発展している。


[余談]

 ○神昼の神(太陽神)が最高神。


 隣町の蛭間野町も最高神が珍しく太陽神である。

 最高神は人間の姿をとると四歳ぐらいの女児の姿をしており、猫耳と豹柄の尾を生やしている。ルーツは西王母と自称しているが、神形態だと蛭である。

 元気な"ドジっ娘"でうろちょろしており落ち着きがなく、すぐ転ぶ。

 水の神と大喧嘩をして勝利したが、結果的に天を支える柱が折れ、天と地は傾き世界に大地震が起こった。その罪を問われ、現在も謹慎中。


 人間名は日間 眠子(ねこ)

 表向きは蛭子神になる。


 ・御厨底町(みずぞこちょう)

 蛭間野町の隣町。


[余談]

 ○水神が最高神。


 "ヤンキー系"の姉御肌の女神。寂しがり屋。

 人間名は水分(みまくり) 羽之(はの)

 神としての姿は大きな異形の牛。

 表向きは天王信仰で、牛頭天王として祀られている。

 太陽の神と大喧嘩をして、負けた際腹いせにオクヤマ山に自分の頭を打ちつけた。

 オクヤマ山には、"巨人"が死んだあとに天と地の間に立つ柱があった。水神のせいでその柱が折れ、天と地は傾き世界に大地震が起こった。その罪を問われ、現在も謹慎中。


 備考

 越久夜町は代々夜の神が治めていたのかもしれない。ちなみに山の女神は夜の神ではない。

 前代は夜の神だった。

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