第八話
エーデル・ワイスさん?とぶつかってから五分、十分くらい歩いてギルドのおばさんに教えてもらった宿屋についた。
扉を開けて宿に入った。
そして受付で二部屋取った。一旦氷蓮と別れ部屋に入った。一度ベットに座り持っているスキルについて整理しよう。
『《大図鑑』の使用をお勧めします』
(《大図鑑》?.....ああそんなのあったな。とりあえず使うか)
目の前に図鑑が出てきた。開くとスキル一覧や個人情報、生き物一覧などが書かれた目次があった。
スキルの一覧を見てみたことがないスキルがあった。
「《陸上部①》なんだこれというか②があるのか」
『これは身体能力の中でも持久力が上がるスキルですね』
(ああ、だから途中から歩くの楽になったのか)
そう思いながら眺めていたら氷蓮のスキル《一撃必殺》があった。
気になったからそのページを開いてみた
それを見て少し驚いたことがあった
スキルの詳細に≪瀕死の状態の時にもっとも打撃力が上がり、健康な体の時は効果を発揮しない≫
「これだと…あのでかいイノシシ吹っ飛ばした時はスキルが発動していなくて、吹っ飛ばした
の素の力なのか...」
(えっ...怖)
放心状態になっていたらコンコンと扉をノックされ
「柳、ギルド行ってみようよ」
氷蓮からそういわれて少し悩んだ
(ギルドに行って依頼受けてみたいけどけどもう夕方だしなー)
「氷蓮、もう遅いし明日にしよう」
(なんやかんやスキルがあっても結構歩いて疲れてるから寝たいだよな。
これで氷蓮が行こうというなら行くけど)
そう思いながら氷蓮の回答を待っていたら
「んーー分かった。それじゃ明日必ず一緒に行こうね」
(声がつかれてそうだし無理に連れて行っても駄目だよね)
氷蓮はそう思いながら自分の部屋に戻っていった。
(全然元気ありそうだったし氷蓮すごいなーー)
『ですね。それで白狼のご飯はどうします』
疲れていて忘れてた急いであと少しかないクリマツをおいて眠りについた
続く