第一話 神様の手違い転生
俺は加里牙柳15歳ごく普通の中学生のはずだった。
そして今、なぜか森にいます。
「なんだここ。どうしてこんなところに転生させたんだ」
ことの始まりは数時間前
神の間
「あと2人異世界転生させないと主に消されてしまう。おっ、ちょうどいいところに正義の塊みたいなの中学生がいるじゃんよしあの子を転生させよう。このボタンで合ってるなよしポチッとな。」
『これより異世界転生を開始します。なお取り消すことは不可能です。』
「あっしまったボタンを一つ間違えてしまった。仕方がない事情を話して異世界ライフを楽しんでもらおう。」
現実世界
暑い日、なかなか勉強が進まない。
暑すぎる。なんだよ!40度って!!まぁ、今日は新しいアイスの発売日なのが不幸中の幸いか。
「ふう、新しく発売された新作ウエハースアイスコーラ味を買いに行くか」
10分後
「ようやく交差点に着いた。早くアイス買って帰ろう」
そして、これが最後の言葉になるとは思わなかった。
「あんちゃん危ない!!」
「?」
頭の中がはてなのマークでいっぱいになった時全身に絶大な痛みがやってきた!?トラックが突っ込んできたそうだ。そうして俺は、意識がなくなり亡くなるはずだった。
神の間
「やあ、起きてるかい。」
「…っん、誰ですかあなた!?」
「ああそっか自己紹介が先か。僕は転生神ワープ。敬ってもいいからね」
男か女かも分からない姿をしたひとは神様らしい。
「はあ、でその神様が何のようですか?」
転生アニメやマンガはたくさん見てるけどほんとにこんな事が起きるなんて、異世界でチートスキルが使えるんじゃ
「あのさ僕が敬いなよって言っているのだからまあいいよでなんで君がここにいるのかだけど僕の転生のノルマで正義感の塊みたいな子がいて転生ボタンを右に一つ間違えちゃった。てへっ」
「そっかー手違いかなるほど…なるほどってえーーなにしてくれたんですか神様‼︎」
何だアニメや漫画みたいな展開を楽しみにしてたけど流石にないか。というか神様にも仕事ってあるんだ。
「まあまあ間違えたお礼に異世界に行ってくれれば毎週スキルを与えるからでも行かなかったら、異世界に行かなければそのまま『死後の世界』に行くからねー」
「ちなみに、『死後の世界』ってどういうところなんですか?」
「そうだなぁ、地獄と天国があるけど君は人を殺してないようだし天国に行くんじゃないん。そこまで『死後の世界』に詳しくないし。知ってることと言えば天国は贅沢三昧な暮らしができることかな。」
なるほど異世界に行けばスキルが毎週貰える。『死後の世界』に行けば天国に行く可能性が高い
スキルかーー使ってみたいし、決めた。
「分かりました僕は異世界に行きます」
「ありがとうじゃ異世界ライフを楽しんでねー」
なんだあれまるで掃除機みたいなって俺を吸い込み始めたんですけど。
「ぎゃーーーー‼︎」
異世界
そして今につながるけどせっかくこんな世界に来たんだからまあとりあえずスキルとステータスを確認するか。
「ステータスオープン」
名前:加里牙 柳 種族:??
固有スキル 魔力感知、魔力攻撃耐性、高熱耐性
特殊スキル 《帰宅部》、《大図鑑》《日記》 加護 転生神の祝福
おぉ、本当に開いた!感激だなぁ
俺は思わず久々に涙を流した。だがもう一度スキルを確認したら、
「なんだこれ!?《帰宅部》って何使えんだ⁉︎」
「落ち着け、怒るな一応せっかくもう一度人生を歩ませてもらったんだ。楽しく過ごすことにしよう。」
この世界で過ごすにはまずは衣食住だよなだよなそれを作ろうと今思っていたんですけど後ろから物音が聞こえるような
「でけーイノシシがこっちむかってくる。いやーーー!」
こうして俺の波乱に満ちた
異世界ライフが始まった。続く
こんにちはこんばんは若桜です。この作品は僕が始めて書いた小説になるのかと考えて書いていました。柳のスキル《帰宅部》が気になる人や続きが見たい人はは応援よろしくおねがします