ニートになったのは「呪い」なのか? (自衛隊での昔話)
ニートになったのは「呪い」なのか?
自分が悪いのか?
泥沼 ニート沼
自分が悪いのか?
社会が悪い?
楽だから堕ちる。
勉強や仕事、人間関係から逃げ出したい時もある。
でも、そんな人生でいいのか?
自分の人生は終わってしまったのか?詰んでいるのか?
辛い。
俺も怪我で自衛隊を辞めた時、本当に腐った。
しばらく、
働けない体になった。
昔いたそこは
公務員で、安定した職場だった。
しかし、甘くない職場。
200リットルの軽油の入ったドラム缶を人力でトラックに載せる重労働。(毎日ではない。演習中は本当に地獄。)
今でも良く覚えている。
体を鍛えてないと勤まらない職場。
仕事になれて、定年までいたくても
一般の隊員は
10〜30倍の倍率で試験等に合格しないと辞めなくてはいけない職場。(年に何度かテストはある。また、他のテストでも定年までいれる曹にはなれる。)甘くはない。
ぼくは、定年までいれる条件で入隊した。
それが悲劇だった。
おそらく甘い気持ちで働いていたのだ。
なかでの競争は激しい。
ぼくに親しげに話してくれた先輩は、3曹になれる試験に合格したが、他の仲間にアラ探しされ問題が出て取り消しになった。
出世するなら、仲間に認められ邪魔されない必要がある。
自衛隊は、体育会系の職場だ。
また、ある程度学力がないと2〜6年勤務して士長で退官になる。(曹以上にはなれない。)
自衛隊では、
組織というものを学べる。
当時、怪我で苦しく、色々なモノを恨んだ時期もある。
でも、自分にも落ち度はある。
その後、恨んだ人間は、意外に出世していたりする。
組織として落ち度はなかったのだろう。
逆の立場としては、それで理解できる。
僕は自衛隊から多くのモノを学んだ、
感謝している。
そして、僕がその当時、子供のような考えだった。
学力が同僚(同期)より高いだけでも、出世できるとは限らない。
体育会系の人間関係、職場のルール・空気・自分の適性
長く務めるには、
総合的な判断が甘かった。
アマダシロウ Tetsu69
甘い人間は、優しい人間は、失敗して苦労するのだろうか?
自分としては、また怪我や病気により1年以上働けないみじめな思いはしたくない。
だから、注意して仕事をしないといけない!




