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平和な一日その4


 今日の山口は長いね〜。


 四時間目の体育の授業でもまだ落ち込んでいた。


 いや、流石に長すぎ。


 ちなみにこの学校の体操着は伸縮性もよくカラーだけが学年ごとに分かれている以外は自由に変えても良い。


 例えば肌をあんま露出させたくない人は両手両足を一切見せないジャージのようなやつもある。


 ちなみに夏場でもあれを着ててもそこまで暑さは感じない。


 なんでも使ってる繊維があーだこーだで。


 よく知らなけど。


 逆に大昔に使っていたブルマくらい肌を露出させる生徒もいる。


 あれは動き易くするためにギリギリまで減らしてるらしい。


 まぁ柚木と小鳥遊みたいに綺麗な肌を自慢したいってのもあるのかもしれないけど。


 ちなみに目には見えないレベルで薄い真っ白な繊維みたいな膜があるらしく日焼けなんかも防止になってるらしい。


 詳しい事は知らない。


 ちなみに俺と山口はジャージ。


 これそこまで動きずらいとか違和感とかもないから結構気に入ってるんだよね。


 そして小鳥遊と柚木はギリギリまで肌を露出させてる短めのやつ。


 体操着越しのおっぱい最高だね。


 それに太ももも。


 ……あ。


 俺は気づいてしまった。


 なんで山口がまだ落ち込んでいるのかを。


 体操着って結構主張激しいじゃん?


 しかも動くから揺れるじゃん?


 そのせいですね。


 「今日は100メートル走やるらしいわよ!自己ベスト出してやるわ!」


 小鳥遊は元気にそう言う。


 「ははっ……晶くん、自己バストらしいですよ……羨ましいですね」


 どんな聞き間違いなんですかね。


 「まぁ小鳥遊は異常だから気にしない方がいいよ」


 俺は山口の肩に手をおく。


 「晶くん!晶くん!私にも御手して!」


 前屈みで待ての姿勢をする柚木。


 必然的に両腕が胸に寄せられてるのでもう言いたい事は分かるよね?


 「二人とも気づかないうちに山口を攻撃してるからね?」


 「「?」」


 「いいんですよ、この地平線のような何もない胸でもいつかは小さい山くらい出来るんですから」


 そう言ってペタペタと自分の胸を触り始める。


 「まぁそんなにないわけじゃないでしょ?この二人が大きいだけだからね」


 もうそろそろ勘弁して欲しいので適当にフォローしておく。


 「そろそろ集まってくださいね!今日も元気にストレッチ体操していきますよ!」


 適当に二人一組のペアになるのだが大体俺と山口が組む。


 たまに柚木や小鳥遊とも組むけどやたらベタベタしてくるから最近は断ってる。


 「今日は晶くんと組みた〜い、いいでしょ?」


 お願いと手を合わせてくる柚木。


 「ダメよ!新庄は山口さんのメンタルケアしなきゃいけないんだから!柚木はウチとやるの!」


 うんうん、そうしよう。


 柚木は文句を言いながら小鳥遊と身体をほぐし始める。


 二人の美女がお互いの関節をほぐしあってる。


 しかも巨乳とか最高だね。


 「あの〜山口さん?足踏んでますよ?」


 「あ、ゴミだと思ってつい踏んでしまいました」


 うんうん、それなら仕方ないよね……。


 「今なんて?」


 「それより早く腕組んでください」


 山口が今ゴミって言ってたよね?


 「いや、今ゴミって」


 「言ってません」


 ならなんで目を合わせてくれないんですかね。


 俺は山口の顔を覗き込もうとするとすぐに逃げられる。


 山口って実はめっちゃ運動神経いいんじゃないかな?

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