東西南北でカラオケ
今日は南の提案で皆んなでカラオケに行く事になったのだけれど。
正直あんま乗る気じゃないのよね。
誰かと一緒にカラオケなんて行ったこともないし歌だってそんなに自信ない。
ちょっと鬱だわ。
それに……。
私は隣を歩いてる南の胸部を横目で見る。
南はデカいと思ってたけど私服姿のせいなのかいつも制限されてるそれがより強調されてるのよね。
私も目線を下に下げる。
無い……とまでは言わなけどこの子のそれを見ていると無いに等しいわね。
なんであんなに揺れてるのよ。
普通に生きてたらあんなに揺れることなんて無いわよね?
「今日はみんなありがとうねーあたしの友達あんまカラオケ行きたがらなくてさ〜この東西南北のメンバーで行くの楽しみだったんだよね〜」
先頭を進んでた南が後ろを向く。
「別に構いませんよ、ちょうど暇でしたからね」
確かに西くんは勉強やらでいつも忙しそうにしてるわね。
「嘘ばっか〜、今日の放課後でいいって聞いたら良いよって言ってやっぱ土曜日でもいいって聞いたらいいって言って来週はって聞いたら空いてるって言ってたじゃん」
「ちがっ!たまたまですよ!たまたま!指定された日にちが空いていたんです!北姉さん、僕は暇人では無いですからね」
「え、ええ」
「おい西、あまり北姉さんを困らせるな」
東はいつもこうして一定以上私に近づこうとする人をガードしてくれるのよね。
一人除いて。
「北姉〜そんな暗い顔しないで〜何か悩みでもあるの?」
全くこの子は本当に暑苦しいわね。
特に胸部の辺りが。
くっついてくる南の胸を思わず凝視してしまった。
近くで見ると本当に大きいわね!
「原因は貴方なのだけれど……まぁいいわ、それより私はカラオケ初めてなのだけれど大丈夫かしら?」
「大丈夫だよ!あたしに任せて!」
そう、それならいいのだけれど……。
本当におっきいわね!
 




