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不思議@2  はしっこの概念。

まいまい@”は、天然モノのボケです。

別の意味で、おバカとも言う。

それが分かる話。

しかも、これ、子供の頃ではなくて、2006年くらい、最近の話。

自分は、団地の一番はじっこの部屋に住んでいます。


ここに引っ越してから、1ヶ月も経とうという頃、

引っ越して以来の不思議が、ひとつ解けました。



自分が住んでいるのは……

……個人情報保護のために(笑)、仮に412号室とします。

4階の一番はしっこの部屋です。


この部屋番号に、ひとつの謎がありました。



この部屋は、はしっこなのに、

なんで一の位が2なのだろうと、思っていました。

はしっこだったら一の位は、1じゃないかなーって。

411号室か401号室なんじゃないかなと。



そんなことを、相方つっこみに言ったら

「まいま~い、はしっこは有限なんだよ。はしっこが片側だけな建物なんて、どんだけすごいの」

と、よく覚えていませんが、論理的説明を5分くらい……

……そういうようなこと言われました。



あぁ、言われてみれば、はしっこって、片方だけじゃなかったね。

大抵、対になる、もう片方あるものだよね。

その認識は、忘れていました。

すっかりと。



我が住処、412号室。


実は、


その部屋は、


向うのはしっこから、


12番目の部屋、


始まりの部屋ではなく、


最後の部屋……

ということだったのですね。




自分、

生まれてこのかた、

ほとんどの場合、

はしっこのはじまりの方しか、

認識していませんでした。



はしっこには、反対側に最後があるのですね。

軽く、かるちゃーしょっくでした。


「その考えで、20年以上、生きていた事実の方が、ショックだよ」

と、画面の前の皆様は、思ったか思わなかったか。



しかし、おかげで、新しい住所も覚えられました。

今まで、402とか421とか、迷っていましたから。


でも、

……もう忘れません。


自分の家は、はしっこだけれど、

始まりのはしっこから、12こ目の最後のはしっこ部屋だから。





ひとつ、知識を知って、世界が広がるどころか、




世界が



なんだか、狭くなりました……




「でも、ドーナツ型の建物なら、はしっこはないよ」

「……今話しているのは、はしっこが一つと言うのはありえないと言う話なんだよ」

「そうか、そう言う話だったね」

今でも、もしかすると、このような感じのどこかズレた認識が、

たくさんあるのではないかと、ちょっと思っています。

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