不思議@26 科学的に証明できないから存在しないわけではない
科学的に証明できないから存在しないのではなく、科学的に証明できる機材が存在しないだけかもしれない。
電子顕微鏡や天体望遠鏡、原子や素粒子、放射能や紫外線を感知する機械を見ていると、そう思う。
存在する事の証明は、しない事の証明よりも難しい。
極端で、乱暴なではあるが、しない事の証明は、それが存在しない限り、成り立つ。
しかし、存在する事を科学的に証明してしまえば、しない事の証明は難しくなってしまう。
ニュートンの発見した「万有引力」 最初は、オカルト扱いされていたし。大多数の人が認める正統派か否かという問題でもあるね。
疑っているものを信じさせるより、信じているものを疑わせるほうが難しいしね。
科学的に証明されていないもの。つまり、科学的ではないもの。
気とか、体のつぼのしくみとか、霊的な感じのする場所とか、残留思念とか、UFOとか、UMAとか。
魔法とか、マイナスイオン(笑)とか。
(自分は、疑似科学とか、オカルトも好きだけれど、信者って言うほど信じてはいない)
科学的に証明できないそれらの現象・事象を、科学的に感知できる機械があったら、いわゆる精神・魂・記憶の域まで、研究できるかもしれない。
イメージによって形が変化する力も、科学的に発見できそう。
科学は疑う事。
オカルト・疑似科学は信じる事。
そもそも、ベクトルが違うから、不毛な争いになるのかもしれないね。
(疑う事しかしない科学者と、信じることしかしないオカルト研究員は、あんまり好きではない。なんていうか、どちらも、明らかにしようという信念が感じられないから。いつの時代も言える事は、妄信……信じすぎるのは、よくないと言うものです)
ロマンあるれる、いまだ明らかになっていないの世界。
この世には、検証の結果、「科学的に証明できたもの」と「科学的に証明できなかったもの」、そして、検証機材がないから「科学的に証明できない、しようがないもの」の、3つあると、自分はそう思うのでした。
ちなみに、マイナスイオンは科学用語ではなく、和製英語のマーケティング用語。
自分の知っている知識で、「マイナスイオン」の正体で科学的にありえそうなもののひとつは、「マイナスイオン=目に見えないほど細かい単なる水蒸気」と言う説。
5割支持しています。
(空気中のチリを静電気的な何かで集めて、空気をきれいにする説も、ある)
滝や噴水のそばはマイナスイオンが……空気中の水分が大気のチリを、地上に落として、空気中のチリが少ない事で、空気がおいしく感じでしまうのが、一因かなと思っている。
雨上がりの空気が澄んでいるように。空気清浄機の空気がチリひとつなくてキレイなように。