不思議@25 異世界に思いをはせること。(紫外線編)
異世界行っちゃう小説・漫画で、黒髪黒瞳が珍しいという設定を見かけることがある。
その地域にだけではなく、その星に黒色色素がないのであれば、その星に紫外線はないのかもしれないと、考えてしまう。
黒色色素のメラニンは、紫外線から守るために発達・進化してきたものだから、紫外線がなければ、紫外線を吸収するメラニン作る必要がないという、安易な考え。
地球の常識では考えられない仕組みで、紫外線から身を守っているとか、紫外線はその世界の生物には全く脅威ではないとか、そういう可能性は、思い浮かんでくるけれど。
異世界人が、地球の人間と大体同じ性質を持っていて、紫外線がない世界だったら、美男美女が多いのも、なんとなくうなずける(笑)
地球の常識では、紫外線は老化の原因のひとつだから。
そのせかいには、また別の脅威があるのかもしれないけれどね。
たとえば……魔力? 強い魔力に当てられると、魔力焼けして、肌に悪いとか。
地球人は紫外線は害になるけれど、異世界人は害にはならず。
逆に、地球人には害にならないことでも、異世界人には害があったり。
魔力といえば……
地球には、魔法を使行して、具現化する魔力というものがないから、魔力に働きかけるためのもの持っていないはずだけれど、異世界へ行った主人公たちは、たまに魔法がつかえるようになることがある。
昔から、黒髪は、魔力を持つというけれど……
魔力は、紫外線のようなもので、メラニンに吸収されやすいとか?
魔力は、光の波長? 粒子?
すべての光を溶かし込む色。
……うむ、魔力の性質は、ロマンあふれるね。
そして、
しがいせんがないいせかいにいっちゃった、
ちきゅうのにんげんは、
びたみんDが、つくれないではないか!
たべものから、とらないと!
いや、魔力が紫外線に似たものならば、ビタミンDが豊富に作られて、カルシウムも定着しやすい。
骨も、丈夫になる。
それは、頑丈な最強の身体への第一歩になるんだね。
……ビタミンD体内の合成はある程度しか行われないから、無理があるかな。過剰症もこわいしね。
そんな風に、 思いが馳せる。
紫外線がない星だったら、モンシロチョウはいないだろうなぁ。
やつらは、紫外線でオスメスを判断している可能性があるからだ。