不思議@1 飛ぶ魚と泳ぐ鳥。
海と空の見える砂浜に座っていると……
思うことがある。
海を泳ぐこと、
空を飛ぶこと、
水の中で、魚たちは飛んでいるように泳ぐ、
広い空で、鳥や虫も、泳ぐように飛んでいる。
そして、
トビウオや、ペンギン、水鳥たち。
彼らは、飛んでいるのか泳いでいるのか……
そんな、彼らを見てみると、
空気や水の抵抗と言うのか、圧力と言うのか、
肌に感じる水圧、大気圧の感覚は、
飛んだり、泳いだりしている最中は、
なんだか、あんまり変わらないような気もしてきた。
ところで、
水の中で呼吸ができない人間は、
おぼれてしまうけれど、
空の中では、人はどうなるんだろう?
おぼれるのかな??
空気が薄くて、酸素不足とかで、ふらふらになるのかな。
水の世界も、空の世界も、
酸素の不足は、命にかかわるね……
もしも、
そんなことを気にせず、
道具を使わずに、空を飛ぶことができたら、
その身ひとつで、水中で呼吸ができたら、
どんなに素敵なことだろう。
飛ぶとしたら、冬の夜に飛んでみたいな。
冬の空は、空気も、冷たくて、澄んでいそうだし。
月光とか、雪の輝いている銀世界とか。
星も瞬き、
空気は凍てついて、
さらさらと。
山の向こうにある夕焼け、虹を追いかける。
雲の向こうの何かを見たい。
海の向こうの水平線に行きたい。
海の水平線の下。
水の中で呼吸ができたのならば、
海のそこで、魚を追いかけ、
深海の未発見の生物探し。
海底火山、海底遺跡、沈没船の探検。
あと、もしかしたら、竜宮城もあるかもしれない!
空を飛べる場合、雲に隠れた天空城を探すのもいいね。
空と海が見える砂浜で……
ただただ、ぼんやりと、思いを馳せれば、
その思いは、未知に満ち、
海も空も、たくさんの世界、様々なロマンを語りかけてくる。
自転車に乗ると、空は飛べないけれど、少しだけ風に成った気分になれる。
そんな、気がする。




