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貴女と私

作者: 世解

貴女に教えられる度に

胸の奥が窮屈になる。

私がどれほどの無知であるかを

教えられているような心地がする。


貴女に教えられる度に

目を逸らしたくなる。

私がどれほど嘘に塗れているかを

教えられているような心地がする。


貴女といる時の私は

一体どんな表情を

一体どんな目をしているのだろう。


貴女という人を見つめ、

貴女という人に見つめられながら、


私という人間は

どう生きていけるだろうか。


私という人間は

貴女から何を学んでいけるのだろうか。

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