第六十四話「退屈からの解放」
新たな任務の発表が始まる!
田中「TERU、今日の1800に会議室に来い。任務を伝える。」
TERU「わかった。」
田中はそう伝えると、内線を切った。
TERUは窓から外を見た。なかなかの快晴だ。
夏だし、最近は猛暑日が続く。
全国的に晴れの日が続く。いいことだ。
しかし、ルヴィンジャパンの任務が終わってから二ヶ月は新たな
任務が入ってこなかった。Heaven's Breakerが絡んでいる事件が、ここ最近なくて、任務が発動しなかった。
調査班や特殊班は暗躍していたみたいだが、調べていたほとんどの内容が、調査班や特殊班で対応できるものばかりだったため、
TERUの出番はなかった。
基本、任務と言うのは特殊班や調査班で対応できないものをTERUがこなすことになっている。
しかし、ここ最近事件と言う事件がなかったし、何かと暇だった。
TERUも毎日毎日、待機の日々だったため、鍛錬ばかりで退屈していた。
そのため、田中や明美にちょくちょく次の任務について聞いていた。
それでもなく、とにかく退屈していた。
TERUにとって、それだけ任務が人生で重要な部分であった。
時間が17時半になり、TERUは会議室に向かった。
TERUは無言で会議室に入った。
明美「あらTERU早いわね。まだ休んでいてもよかったのに。」
TERU「筋トレばかりで暇していたからな。たから、早くきた。」
明美「そう。まぁここ最近そんな大きな事件とかなかったから。あっても調査班や特殊班だけで対処できたから、TERUの出番がなかったのよ。ごめんなさいね。」
TERU「謝ることはないさ。俺が急かしすぎただけだ。」
そう言うと、手元の画面でニュースを見た。
特に大きな事件はない。だから任務がこなかったのだ。
明美「TERU、待たせたわね。今から任務の内容を話すわ。準備はできている?」
TERU「もちろんだ。」
明美は微笑みながら話し始めた
明美「では今から任務についての話し合いをおこないます。」
一一第六十三話完一一
一第六十四話に続く一
はい、こんにちは。藤沢修介です!
次回から、いよいよ任務についての発表が始まります。
果たして、その内容とは!?
ご期待下さい!




