第五十四話「怪しい」
なかなか社長室を発見できないTERU。
どうする、TERU!
TERUの潜伏先。
TERUがルヴィンジャパンに潜入して、かれこれ一ヶ月半が過ぎた。
いつになっても、社長室は見つからない。
TERUはじふの部屋で入試したデータなどをあさった。
TERU(何もわからずじまいか、、。)
TERUは仰向けになった。調査班などにも調べてもらっているが、わからずじまい。
迷宮入りしているのである。
TERUは何もわからず、もう寝ようと思い、寝た。
そして更に半月たったある日、人事部門長に呼び出された。
人事部門長「どうだね、もう二ヶ月経つが、ここは?」
TERU「はい。おかげさまでいい勉強になっております。
本社に帰っても、大丈夫そうですね。」
部門長「本当かね。それはよかった。最近幹部の人間が行方不明になったり、死んだりで大変な時に君が助けに来てくれと、本当に助かったよ。みんな、そう思っているみたいだよ。」
TERU「いえいえ。私の力がルヴィンジャパンのお役に立てたのであれば、嬉しいです。」
部門長「そう言ってもらえると嬉しいよ。最近、私のデータを誰かが勝手に見られたり、誰かに探られている感じでな不審に思うことも続いたからな、。」
TERU「データを誰かに見られたり、探られているとは、?」
部門長「私もわからんが、夜中にやられているみたいじゃ。警備を強化しているんだがな、、、。」
TERUは少しヒヤリとした。バレているのではと。
TERU「そうですか。気をつけないといけませんね。」
部門長「そうじゃな。もしかしたら、幹部を殺したやつかもしれんからな、君も気をつけたまえ。」
TERU「かしこまりました。では戻ります。」
部門長「うむ。」
とTERUが部門長ルームを出て、デスクに戻るのを確認すると、部門長はある所に連絡した。
部門長「聞こえているか。」
?「はい。」
部門長「あいつを監視しろ。なにかを探っている。ライバル企業の人間かもしれん。」
?「了解です。」
と言い、通信が切れた。
そして、部門長はTERUが真夜中に裏口から出ていく映像を見ながら、
部門長「怪しいな、、、。」
とつぶやき、'アース'のマークが入ったピンバッジを眺めた。
一一第五十四話完一一
一第五十五話に続く一
はいこんにちは。藤沢修介です!
昨日は疲れてましたが、復活しました!
いえい!!
さぁ、ルヴィンジャパン編もバリバリ解決していきますよー!
お楽しみに!




