第五十一話「オカマ」
オカマ襲来!?
果たして、TERUはいかに?!
田中「どうじゃ?TERU。任務の調子は? 」
今日は日曜日。田中がテレビ電話をかけてきた。
TERU「まだまだだな。R.X計画についても相変わらずだ。そっちは?」
田中「特殊班や調査班、分析班を動員しておるが、、これっぽっちもわからん。何なんじゃろうな、R.X計画とは?Heaven's Breakerが関わってるのかもしれんが。」
田中は頭を抱えていた。
TERU「ただ、あくまで仮説だが、社長が邪魔な人間を消そうとしている。これは間違いないと思う。」
田中「間違いないかもなぁ。自分の言うことに反発するからとかなぁ。」
TERU「こっちも引き続き調査を続ける。今日は明美はどうした?」
田中「お嬢様なら今日は撮影じゃ!こないだの春物キャンペーンのCMが好評じゃたから、今度は夏物キャンペーンのCM撮影じゃ。」
TERU「そうか。」
田中「なんじゃTERU!興味なしか!今回もかなりいいぞ!世界的に有名な映像監督に撮ってもらうんじゃぞ!どうじゃ、すごいじゃろ?」
TERU「そうか。俺は少しランニングする。切るぞ。」
と言い、TERUは慌てる田中を無視し、切った。
TERU「さてと。」
TERUはランニングウェアに着替え、外に出た。
外を出ると、青空が広がっていた。
しばらく雨の日が続いていたが、快晴である。
もうすぐ夏だ。
夏はたいてい、TERUは任務以外は外に出ないようにしていたが、
潜伏先は海に近いので、久しぶりに海まで走ることにした。
TERUは海を見ながら、潮風を身に受けていた。
気持ちいい。そう思っていた。
?「潮風がと〜ても気持ちいいわね〜♡」
TERUが右横を見ると、顔をお化粧し、口紅を塗ったオカマがいた。
TERU「!!」
TERUは存在に全然気づかなかった。
あまりにいきなりすぎて。
?「あなたいい汗かいてるじゃない。なめてもいいかしら?」
TERUは気持ち悪く思い、無言でそこから去った。
?「ねぇ、待ってたらぁ。あなた素敵だなと思ったから話かけたのよぉ。」
TERU「急ぐので失礼します。」
と言い、全速力で逃げていった。
?「いい男なのにねぇ。」
?「あれが白川のHeaven's Breakerなのね。」
?「私が何とかしないとね、、、。」
一一第五十一話完一一
一第五十ニ話に続く一
はい、こんにちは!藤沢修介です!
オカマ、出ましたね(笑)
果たして、次回はどうなるのか!?
お楽しみに!




