第四十五話「ルヴィンジャパン」
新たな展開へ!Heaven's Breaker。
第四十五話「ルヴィンジャパン」
国内アパレル最大手、ルヴィンジャパン!
果たして、彼らが抱える悩みとは!?
ルヴィンジャパン 東京本社
社長「どういうことだね?!」
部下「は、はい!申し訳ございません。」
社長「君たちのグループが提案した20代女性をターゲットにしたキュートな服!全然っ、売れてないよッ!大丈夫って言ってたよね?!どういうことっ?」
部下「他のアパレル企業も同時期にうちと同じ企画をしていたみたいで、、、。」
社長「そんなことを聞いてるんじゃない!!なら、なんでやり方を変えなかった?!一緒じゃないかぁぁ!プラットロコとか、リバティとか、シラカワとかぁ!シラカワとか最近アパレルブランド立ち上げたところだぞ!新参者に何遅れとってんだ!来月結果出さないと、夏のボーナス、お前らのグループだけカットだ。いいな!」
部下「は、はい!申し訳ございません!」
社長「わかったら、さっさっと取り掛かれ!」
部下は「はい!」と返事をすると、部屋から出ていった。
社長「ふぅー。」
ため息をついた男は服部福男と言う、ルヴィンジャパンの社長だ。
ルヴィンと言う企業はフランス発の外資系企業で、世界中ほとんどの国に支社がある。
日本でも、およそ60年前に進出した老舗企業である。
日本のアパレル業界でもう何十年もトップにたっている企業だ。
しかしここ最近、ルヴィンに対抗しようと他のアパレル企業が奮闘してきている。
そして今回の春物キャンペーンで、他の企業に負けてしまい、国内ナンバー1の地位が危うくなっている。
それと同時に営業利益も去年から下がる一方だ。
このままでは社長の地位も危うい。
と服部社長が考えていると、
プルプルッ!プルプルプルッ!
服部社長「はいッ!服部でございます。」
服部社長「えっ!次の夏で業績が上がらなかったら、私は解任!!?えっ!こ、困りますよ、会長!まだ色々先のプロジェクトがあるのですから。えっ、つべこべ言うなって!困りますよ!って、切れた!」
とフランス本社の会長からの電話だった。
服部社長はくそっ!と言いながら、受話器を置いた。
テレビをつけると、「シラカワ」の宣伝がやっている。
服部社長はチッ!と舌打ちした。
服部社長「くそ'シラカワ'がっ!アパレルなんかやり始めやがって!あの小娘がっ!」
「シラカワ」のアパレルの宣伝には白川グループ代表の白川明美がCMに出ている。
「女子高生で社長」、「若い美人社長」、「お嬢様」、「お淑やか」などと言うキャッチフレーズが話題になり、SNSで話題になっている。そのために一年前に展開したアパレルブランド「シラカワ」がどんどん伸び、今や国内アパレルブランドの中ではナンバー2になっており、ルヴィンを抜かすのも時間の問題だろう。
服部社長「まぁいい。例のやつに頼めばよいっ!」
すると、モニターに映った黒髪のサラサラロングヘアーの人を見て言った。
服部社長「さぁ、、お前の出番だぞ!」
一一第四十五話完一一
一第四十六話に続く一
はい、こんにちは!藤沢修介です。
いよいよ始まりました!新展開!
今回の相手は国内最大手アパレルブランド
「ルヴィンジャパン」‼
果たしてどんな展開になるのか!
次回に続く!ソレでは!




