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Heaven 's Breaker    作者: 藤沢修介
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第四十ニ話「傷を癒やす」

TERUの傷、かなり深く。



任務で負った傷はTERUを任務に行けないものだった。



チュンチュン、チュンチュン。


TERUはベッドから外を見た。


白い鳥が空を飛んでいる。


自由に。


今のTERUには足の傷がかなり深く、歩くのに手間どる。


杖や手すりを使わないと、歩きづらい。


なかなか厳しい状況だ。任務に出る許可すら出ない。


本来Heaven's Breakerというのは、人間より治癒能力が高い。



なので、人間が半年かけて治すけがを、Heaven's Breakerはわずか一週間で治す。


が、今回のTERUのような重傷では、いくらHeaven's Breakerだろうが、半月はかかるのだ。人間が一年かけて治す傷でさえも。



とにかく重傷だった。任務にも出れないし、外出も禁止され、TERUは苛ついてる。


TERU「ちっ!」


TERUは舌打ちした。退屈すぎる。



TERUは仕方なく、本を読むことにした。


今読んでいる本は、田中浩二と言う作家が書いた「人の生き方」と言う本である。



近くの本棚の目につくところに置いてあったので、取って読んでみた。


その本には、人生とは女子としっかり遊べとか女子をとにかくナンパしろとか女子を追っかけ回すのが、男の人生だと書いてあった。


TERU「は?」


TERUは一瞬何だこれと思った。女のことばかり。誰が書いたんだと思って、後ろの作者紹介欄を見ると。



田中がエロオヤジみたいな顔した写真と、「女」について書いた後書きがのっていた。


気持ち悪いと思った。とにかく「女」や「シモネタ」ばかりの本だった。



TERUは窓からその本を捨て、横になった。


医者からは後一週間は休むように言われている。


本当は痛み止め打つても、任務に出たい。


しかし無理すると、二度と歩くことができないと言われたので、傷を癒やすことにした。


弾丸の強度が足に当たった方が強かったみたいだ。



そのために回復が遅れているみたいだ。



TERUはひとまず回復するまで、再び眠りについた。



一一第四十二話完一一


        第四十三話に続く一


はい!こんにちは!藤沢修介です!



TERUの傷、心配ですね〜↓



果たして、ちゃんと治るのか!?



次回に続く!

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