第四十話「敗北」
ハボックの圧倒的強さに敗北したTERU。
果たして、彼の行方は?
TERU「、、、、くそっ!」
TERUは未だに今の状況が理解できてなかった。
いつの間に弾丸が当たっていたのか。
なぜ、二発しか発砲されなかったのに、四ヶ所も命中したのか。
まるっきり把握できてない状況だった。
田中「どういうことじゃあ?!弾丸は二発しか発砲されてないのに、四ヶ所も命中するとは?!」
中野「対戦し始めた時に放たれた二発の弾丸です。あれがまだ生きていたみたいですね。その弾丸が生きていたせいで、四ヶ所命中してしまった。弾丸に意志があるみたいに自由自在にコントロールできる。彼の力は何でも自由自在にコントロールできるのが能力みたいですね。彼もHeaven's Breakerみたいですね。」
と言い、中野はモニターを見た。
ハボック「今のお前では私には勝てんよ。その位で驚いていたら。」
ハボックはタバコを吸いながら言った。
TERU「、、、くっ!」
TERUは痛みをこらえながら言った。
ハボック「まぁ、、我々は今後もHeaven's Breakerを企業に派遣する。あのお方の計画を達成するために。この腐った世界を再生するためにな。」
TERU「お前たちのやっていることは再生じゃない。'破壊'だ!」
ハボック「その内わかるさ。あのお方が正しかったと言うことをね。」
ハボック「では、我々も退散するかな。アーチャー、退散だ。」
アーチャー「はい!ハボック様!」
と言い、二人とも工場の出口がある方へと向かった。
ハボック「それと、一つ言い忘れたが。」
ハボック「大型クーラー部屋の件。あれは我々のせいではない。この工場では人体に危険な物資が使われているからだ。その物資は熱いところだと、性能を発揮しないが、涼しいところだと、性能を発揮してしまうんだ。だから、体調を崩すんだ。まぁ致死性はないから、命には別状はないが、危険物資だからなぁ、。」
と言い、ハボックは笑いながら言った。
ハボック「まぁ、倒産だな。この会社は。ははっ。」
ハボック「まぁ、そう言うことだから。またなTERU。次会うまで死ぬなよ。」
と言い、ハボックはアーチャーを連れて、出口へと消えて行った。
TERUはそれを見つめながら、意識が消えていくのだった。
一一第四十話完一一
第四十一話に続く一一
はいこんにちはっ!藤沢修介でーす!
TERU!やられた!
そして、ハボック強すぎ
次回からは真中自動車事件のその後を描きます。
お楽しみに!




