第三十九話「衝撃の事実」
第三十九話。Heaven's Breaker。
遂にTERUの目の前に現れたハボック達。
果たして、彼の口から何が語られるのだろうか?
ハボック「俺の名はハボックというものだ。よろしくな。で、こっちが部下のアーチャーだ。」
ハボックと呼ばれる男が挨拶した。
黒いスーツを着た、ガタイがよく、身長が180cmの高さがある男が立っていた。
そのハボックの後ろには迷彩服を着たガタイの良い、坊主頭の男がたっていた。
田中「こ、コイツらが今までの事件を引き起こしていたというのか!?」
中野「間違いないですね。しかし、、彼らにはさらに強力な組織があるように感じますね、、。」
TERU「、、、。」
TERUはただ、ハボック達を見つめた。
ハボック「さて。」
というとハボックはスマホを出し、ある紋章を見せた。
ハボック「お前も、もう見たことがあるだろうが、この紋章に見覚えがあるな?」
と言うと、地球とドクロに剣が刺さり、下に「Re:start」と書かれた紋章を見せた。
TERU「⁉お前、、その組織のメンバーなのか?」
TERUは驚いた表情を見せ、ハボックに尋ねた。
ハボック「その通りだ。我々の組織は世界再生を目的にした組織。名を。」
ハボック「'アース'と言う。」
ハボックはそう言うとスマホを片付けた。
田中「'アース'じゃと、、、⁉」
中野「初めて聞く組織ですね。世界再生、、?テロ組織か。」
田中と中野を首をかしげながら、ハボックが映るモニターを見つめた。
ハボック「我々は主に各企業にHeaven's Breakerの派遣をしている。企業間の争いの手助けのためにな。」
ハボック「つい最近まで、我々が派遣したHeaven's Breakerは派遣した企業に役立ってくれていた。」
ハボック「しかし。」
と言い、TERUを見た。
ハボック「最近になって、我々が派遣したHeaven's Breakerが全員死亡するという事態が続いていた。我々も不思議に思い、調査にあたった。」
ハボック「すると、TERU。お前の存在が出た。お前が我々のHeaven's Breakerを倒していったから、このような事態が起きたということがわかった。よくもやってくれたなぁ。あ?」
TERU「仕返しと言う訳か?」
ハボック「まぁ、そう言うところかな。今日はあいさつ代わりと言うことで、TERU。覚悟しろ。」
と言うと、ハボックは銃を構えた。
TERU「銃か、。まぁいい。一撃で仕留める。」
と言うと、ワイヤーアンカーを構えた。
ハボック「くらいな!」
と言うと、弾を二発放った。
TERUは弾丸をうまくかわし、ハボックにワイヤーアンカーを巻き付けた。
ハボック「!!」
アーチャー「ハボック様!今お助けします!」
ハボック「アーチャー!待機だ!何もするな!」
アーチャー「しかし!」
ハボック「いいから!待機だ!」
アーチャーは言われると、待機した。
TERU「終わりだ。」
と言うと、TERUは高電圧を放った。
すると、ハボックはニヤリと笑いながら
ハボック「俺の勝ちだ。」
と、巻き付けられたワイヤーアンカーをバラバラにし、動きが自由になり、TERUに向かって、弾丸を二発放った。
TERUは驚き、避けようとしたが、
TERU「⁉。弾丸が、、消えた!?」
二発の弾丸が消え、TERUが驚いた。
そして、
チュン!
TERUの両肩と両膝を弾丸が貫いた。
TERU「な、、に?」
TERUは驚きを隠せなかった。いつの間にか撃たれていたことを。
一一第三十九話完一一
第四十話に続く一
はい、こんにちは!藤沢修介です。
と言うことで、ハボック達が属している組織が明かされました!
どうやら巨大組織だというところがわかったところで、TERUが大ピンチです!
果たして、どうなるのか?
第四十話に続く!それでは!




