第三十八話「大型クーラー部屋」
Heaven's Breaker 第三十八話。
遂にガラシャを倒したTERU。
いよいよ大型クーラー部屋に向かうことに。
果てして、そこに待ち受ける事とは!?
本編をみよ!
ハボック「うむ。やられたか。」
監視ルームには、ハボックとアーチャーがいる。
アーチャー「強いですね!奴は何なんですか?」
ハボック「私もわからない。だから一回対戦してみようと思った。」
アーチャー「我々も出ると?」
ハボック「そうだ。きりのいいところまで追い詰めて、退散だ。」
アーチャー「わかりました。準備します。」
ハボック「そうしてくれ。出る前にこの遺体は自殺したと細工しておこう。」
そこには真中勉社長の死体が横たわっていた。
腹を切っている。ハボックによるものだ。
アーチャー「殺してよかったんですか?」
ハボック「もちろんだ。こいつが生きていると計画が進まない。我々の計画がね。あの方からのご命令だ。絶対だからな。」
アーチャー「は、はい。」
と言い、アーチャーとハボックは偽装工作を始めた。
一横須賀工場廊下一
TERUが大型クーラー部屋へと向かった。
田中「TERU。誰もいないのか?」
TERU「一人もいない。」
田中「なぜだ!?この工場はまだAIが全然導入されていない、人の手でつくる工場なのが売りなんだがな。警備もいないとは。」
中野「何か大きな力によって、この状況が生み出されたかんじですね。あっ、そろそろ着きますね。」
とTERUの目の前には大きなクーラー部屋があった。
見た感じ、掘っ立て小屋だ。中には椅子や机、布団など、休憩施設のようになっている。
TERU「ここか。どこから調べればいい?」
中野「はい、TERUさん。そのクーラー部屋の外にコントロールパネルかないか調べてみてください。」
そう言われ、TERUは部屋の周りを調べた。
すると、
TERU「あった。」
TERUは送風パイプの隣にあったコントロールパネルを発見した。
中野「TERUさん。モニター画面に何が表示されていますか?よく見えないんですよ。」
TERU「設定温度と風向き。室内温度。あと、、、ん?これは!?」
田中「どうしたんじゃ、TERU。何か変わった表示でもあったか?」
TERU「前にも見たエンブレムがある。」
そう、コントロールパネルの上に見覚えのあるエンブレムがある。
TERU「ドクロに地球。それに剣が刺さっている。それにRe:start。またか、、。」
田中「また、その謎組織が絡んどるのか!?」
中野「その可能性が高いですね。でも何のために?」
TERU「わからない。コイツらが何なのか?」
ハボック「よく来たな。お前が白川カンパニーのHeaven's Breaker、、TERUだな。今まで我々のHeaven's Breakerを殺してくれたな。」
TERU「!!」
田中「な、何じゃ、こいつは?!」
中野「黒幕みたいですね。」
TERUは驚いた。全然、気配がなかった。それにかなり強いと感じた。
ハボック「まぁ、落ち着けよ。自己紹介させてくれよ。」
ハボックは吸っていたタバコを捨て、踏むと言った。
ハボック「始めましてだな。俺の名はハボックというものだ。
よろしくな。」
一一第三十八話完一一
一一第三十九話に続く一
はい、こんにちは!藤沢修介です。
今回、遂にハボックとTERUが対面しました!
果たして、どのような展開になるのか?!
次回にご期待ください!それでは!




