第三十六話「スピード」
遂に真中自動車横須賀工場に入ったTERU。
そこで待ち受けてたものとは!?
TERUはゆっくり前に進んだ。
倉庫まであと僅か。ここまで、誰も通らなかったし、何もなく、倉庫に近づいた。
田中「ここまで、本当に誰もおらんみたいじゃのう。何かありそうなのは確かだが。」
TERU「あぁ。気をつけないとな。絶対何かある。」
と言い、TERUは倉庫に着いた。
倉庫のドアは電子ロックでできているので、TERUはショートさせて開けた。
倉庫を開けると、
TERU「⁉」
そこには血痕が床に沢山着いていて、誰もいない空間だった。
田中「誰もおらんとな、、、間違えたか。」
TERU「いや、間違いではないようだな。」
すると奥のドアが開いた。
?「やっと来たか。」
?「お前がTERUか。」
ガラシャ「俺の名はガラシャ。よろしくなっ!」
顔があざや傷だらけで、とても醜い顔だ。まるで顔がやけどでもしたような顔である。
ガラシャ「どうした!俺の顔がそんなに醜いか?気にするなっ。すぐに慣れる。」
と言うと、左下から捕らえた人質を投げた。
TERU「⁉」
田中、中野やスタッフ「⁉」
ガラシャ「ゴホッ、ゴホッ。心配すんな。まだ生きている。血だらけで傷だらけだが、まだ生きている。死なすなと言う命令だから。生かしている。」
TERUの目の前には、調査班の二人が横たわっている。
TERU「まだ生きているみたいだな。何だ、返してくれるのか?」
ガラシャ「違う。返して欲しければ、俺と戦え。そうすれば、コイツらは解放してやる。どうする?」
TERU「戦わないと言うと、どうなる?」
ガラシャ「コイツらの息の根を絶つ!」
と言い、ガラシャは右手に着いたグローブを振り上げた。
TERU「そうか。なら戦う。覚悟しろ。」
と言い、TERUはワイヤーを掴み構えた。
ガラシャ「よかろう!」
と言い、ガラシャはグローブから刃物を出し、TERUを襲いかかった。
TERUに突っ込んでくるが、うまくTERUはかわした。
TERU(ただの力で押してくるやつか。)
しかし、
TERU「⁉」
TERUの右腕から出血が起こった。かなりの。
田中「何じゃと!?攻撃は避けたはずじゃが?なぜ出血が!?
おいTERU!大丈夫か?止血するなら前渡した、、」
TERU「飲んだ。問題ない。」
と言い、TERUは止血剤を飲み、再び構えた。
しかし、ガラシャは
ガラシャ「遅い!ここだ!」
TERU「‼」
ガラシャはいつの間にか、TERUの後ろにいて、TERUの右膝を傷つけた。
TERU「くっ!」
ガラシャ「俺のスピードについていけるやつなんて、いねぇよ!」
ガラシャ「俺の能力はスピードだ。倒せねぇよ!はははははは!!」
と言い、ひざまずくTERUをガラシャは見下ろした。
第三十六話完一一
第三十七話に続く一
はい、こんにちは!藤沢修介です。
ガラシャ、遂に現しましたね。
TERU VS ガラシャ
開幕です。どうなるのか、こう御期待ください!
それでは!




