第三十四話「ガラシャ」
Heaven's Breaker第三十四話。
いよいよ敵Heaven's Breaker登場!
その姿がっ!
どんなやつなんだ、果たして!?
本編を見よ!
真中自動車倉庫一一
?「や、やめてくれえ。」
?「やかましいわっ!この泥棒がぁ!傷めつけてやるっ!」
?「ま、待ってく、ぎゃあ!」
と言い、脅していた男は鋼鉄のグローブを二人に鉄槌を落とした。
二人は顔を殴られ、あざができ、血が出た。
彼らは神崎調査員と成田調査員だ。
今回のTERUの任務を成功させるべく、潜入調査を行おうとしたが、相手に待ち伏せされ、ここまで連行された。
?「気絶したか?それとも死んだか?まぁ、どうでもいいや。」
ハボック「ガラシャ。そこまでにしろ。さすがに殺したら、あの方に報告しづらくなる。お前も金が貰えず、始末されるぞ。せっかく処分されずにすんだのに。」
と言うと倉庫の扉を開けて、ハボックとアーチャーが入ってきた。
ガラシャ「そうだな。また臭い飯を食べるのも、ごめんだからな。」
と言い、手を下ろした。
ハボック「ガラシャ。こいつらが所属している白川カンパニーのHeaven's Breakerが来る。なかなか手強いやつみたいだ。これまで、うちから出しているS級Heaven'sBreakerを倒されている。コレがそいつの顔写真だ。電気を使うみたいだ。」
ガラシャがハボックから写真を受け取ると、
ガラシャ「なんだコイツ。薄情な顔してんな。こんな奴、俺にかかれば人捻りだ。痩せこけて、本当にコイツがうちのBreakerをたおしたのかよ!?弱っちいなぁ!」
ハボック「そうなんだ。我々も驚いてる。なかなか動きが素早く、かしこいし、強い。敵ながらあっぱれというところか。」
アーチャー「なかなか小賢しい奴です。」
ガラシャ「ふんっ。まぁ実際会ってみたらわかるか。で、すぐに来るのか、コイツは?」
ハボック「じきにくる。用意はできてるな?」
ガラシャ「当たり前だっ!瞬殺してやるっ!もう薬を十発やったんだ!準備万端だ!」
ハボック「そうか。なら大丈夫か。死ぬなよ、ガラシャ。」
ガラシャ「死ぬかよっ!報奨金をたんまり用意しとけよ!」
ハボック「ああわかっている。アーチャー行くぞ。」
アーチャー「はい。ハボック様!」
と言い、倉庫から出た。
ハボック「ふぅ。馬鹿なやつだな。その薬を大量に飲むと廃人になると言ったのに、聞かないやつだな。」
アーチャー「ハボック様。ガラシャが飲んでた薬、あれはローレンスが飲んでたやつと一緒ですよね。覚醒剤か何かですか?かなり身体強化されてましたが?」
ハボック「いかにも。あの薬は覚醒剤の中でも最強クラスのものだ。なまえはデストラクションA4。あのお方が発案し、開発した覚醒剤だ。Heaven's Breakerのちからを何億倍にもするものだ。人間が1粒でも飲むと即死する。心臓が破裂するからな。そんなやつだ。Heaven's Breakerでも一日に飲んでいいのは十錠。それ以上飲むと廃人になる。その位なんだ。」
アーチャー「大変ヤバイ薬じゃないですか!止めなくていいんですか?」
ハボック「いい。自業自得だ。人の話を聞かなかったからだ。さてアーチャー、そろそろ大型クーラー部屋に行こう。ヤツラをこさせないように、罠を仕掛けないとな。」
アーチャーが「はい!」と返事すると、二人は大型クーラー部屋へと向かっていった。
一一Heaven's Breaker第三十四話完
第三十五話に続く一一
はい!こんにちは!藤沢修介です♪
ガラシャにデストラクションA4。
新しい言葉か出てきましたね!
いよいよTERUも出ます!、お楽しみに!




