第ニ十話「戦いの総括」
Heaven's Breaker第二十話!
戦いは終わった。
果たして、今後の行方はいかに!?
TERU「、、、」
午後五時を時計の針は指している。
よく寝たなとTERUは思った。もう夕方である。
TERUは体を伸ばしながら、洗面所まで向かった。
頬にできた傷はだいぶ治ったみたいだ。傷が浅くなってる。
ブブブッ!とスマホが鳴ってる。
TERUは出た。
TERU「どうした?」
田中「お嬢様が呼んでいる。早く支度して、二階の会議室に来るように。いいな?」
TERU「了解。」
と言い、TERUは電話を切った。
TERUは外を眺めた。
空は青く澄み渡っている。長く続いた任務も終わった。
今からの会議は今回の任務の総括だろう。
まぁ気ままにやるかと思い、TERUは部屋から出た。
二階の会議室に入ると、明美が来ましたねと言いながら、TERUの顔を眺めた。
明美「任務お疲れ様でした。無事帰ってきてよかったわ。」
TERU「すまない。」
明美「ふっふっ。いいわ、無事なら。さぁ今回の総括と行きましょうか。」
明美は笑いながら言った。
明美「では始めます。今回の任務、スーパーバーガーの新作商品 ミラクルバーガーに禁止使用食品が使われているかと言う疑いですが、先程、解析班に調べていただいたところ、ミラクルバーガーに禁止使用食品、ナガスクジラの肉を使用しているのがわかりました。」
田中「やはりでしたか。」
明美「このデータを今から全世界に公表します。それを持って総括は終わりです。TERU、後は好きにしていいわよ。」
TERUは少し驚き、
TERU「今日は早いな。どうしたんだ?」
明美「だって、TERU。いつも総括の時は寝てるじゃない。退屈なんでしょう?ごめんなさいね、付き合わせて。」
田中はクスッと笑いながら、
田中「TERU、そんなに面白くなかったか。部屋でエッチな本を読んでる方がいいよな!!(笑)」
明美「田中、モニターを見なさい。」
田中「えっ、お嬢様、何をって、、えっ!、そ、それは私の㊙、、!」
モニターには㊙と書かれた箱がいっぱい映っている。
どうやら、焼却炉の映像だ。箱の中には何か入っているみたいだ。
明美「そのいかがわしい物が入った箱を全て燃やしなさい!」
警備員が明美に命じられ、一つずつ焼却炉の中に入れられていく。
田中「そ、それは私が必死に集めたお宝本!!わしのマリアちゃんが〜、ヨーコちゃんが〜、、あぁあぁ、、、」
田中は泣きわめきながら、膝を床につけた。
顔は人生が終わったと言う顔をしている。
明美「ふざけるから、こうなるのです。」
と言うと、各担当班に指示を出して行きました。
TERUは自分の部屋へと帰って行った。
はいこんにちは。藤沢修介です!
今回で二十話と言うことで、ちょっとひと休憩としました。
シリアスな展開が続きましたのでね。
いよいよ次でスーパーバーガー編、完結です!
ご期待ください!




