第十五話「形勢逆転」
第十五話Heaven'sBreaker!
遂に舞桜との決着がつくのか!?
そして新たなるHeaven'sBreaker現れる!!
TERU「ふっ!」
TERUは思い切って、ワイヤーアンカーを投げた。
唯一膝の傷がある舞桜へ。
舞桜「⁉」
傷のある舞桜はかろうじて避けた。
が、
TERU「甘いな。」
ワイヤーアンカーは戻ってきて、一瞬で舞桜を拘束した。
そして、
TERU「終わりだ。」
と言い、高電圧を流した。
舞桜「あぁぁぁぁぁぁぁ!‼」
舞桜は感電死してしまった。
TERUは舞桜に近寄り、意識と脈拍がないか確認した。
TERU「田中。敵は倒した。今からデータを回収する。」
田中「了解。なんかあっさり終わったのぉ。本当にこれで終わりかの?」
TERU「わからない。回収して帰還するまでが任務だ。気は抜けない。」
田中「気をつけてやれよ。」
TERU「あぁ。」
TERUは舞桜のポケットに入っていた鍵を拾い、真ん中にある小屋の鍵の形を型どった部分にはめ込んだ。
すると、小屋の中への入り口らしき通路が現れた。
田中「これがデータが入った部屋へとつながる道かのぉ。」
TERU「そうみたいだな。」
TERUはゆっくり、その通路を通っていく。
人が横二人入れるくらいの広さだ。
少し余裕はある。
ゆっくり歩いて行くと広い空間が目の前に広がった。
しかし、ただ広い空間だけで、周りには何もない。
TERU「??」
田中「なんだここは?何もないじゃないか。違うのか?」
TERU「わからない。周りを調べてみる。」
TERUは辺りを見回したが、真っ白い空間が広がるだけで、何も見つからなかった。
TERU「田中、何かわかったか?」
田中「何もわからん!!何なんじゃ、この空間は?!」
田中は混乱気味に話した。
TERUも困惑していたが、TERUは小さな電子音を見逃さなかった。
TERU「⁉田中、少し静かにしろ。」
田中「どうしたTERU。何かつかめたか!」
TERU「いいから黙ってろ!」
とキレ気味にTERUは言ったため、田中は黙って。
TERUが耳を澄ますと、
カタカタカタッ一一一カタカタカタッ一
ある部分の床下から電子音が聞こえた。
その部分を叩いてみると、電子音が止まり、電子ロックの表示画面が現れた。
田中「これはっ!?」
TERU「あぁ、正しく秘密データを隠す部屋へと繋がる電子ロックだ。」
田中「よし!早速解除番号を調べよう!ワシの出番じゃな!!ホッホッホッホッ!待ちくたびれたわ!」
TERU「いや、お前の出番はない。ショートさせればいい話だから。」
田中「な、何じゃとぉ〜。ワシの、、出番が、、ないだと!」
TERU「俺一人でもやれる。」
と言いTERUがショートさせようとした瞬間。
シュッ!
TERU「!!」
クナイが頬をかすった。
田中「な、何が起きた!?クナイじゃと!?舞桜は倒したはずじゃが、、」
TERU「いやっ、こいつは違う。別のやつのクナイだ。
舞桜のクナイはこんな赤くなかった。」
と言った。
が、
TERU「〜!?い、こ、これは!?」
TERUの体全身が痺れてきた。
TERU(ヤバイ。あのクナイ。先端に毒が塗られていたな、、。かなり痺れて、体が動けない、、。)
?「あ〜ら、あ〜ら。かなり効いてきたみたいね。その様子じゃあ。」
この空間に入った通路から女の声が聞こえた。
TERU「⁉誰だ!」
だんだんと姿が現れてくる。
肌が露出してくノ一の赤い服を身に纏った女が現れた。
首には大蛇を巻いている。
?「よくも私のかわい〜い弟子の舞桜をやってくれたわね。」
半分怒り口調で言った。
紅桜「初めまして。私はスーパーバーガー所属のHeaven'sBreaker、紅桜。あなたが殺した舞桜の師匠よ。」
Heaven'sBreaker第十五話完一一一
第十六話に続く。
どーも、藤沢修介です!
舞桜をなんとか倒したTERU。
そして新たなHeaven'sBreaker紅桜。
ヤバイっすね〜。TERUピンチピンチ!
果たして、どうなるのか?こうご期待ください!
今まで遅れた分、最低一日一話書きますので、
引き続き、読んで行ってくださいね!
読み終わったら、SNSで拡散してください!
バスろう!バスろう!!
ぜひよろしくお願いいたします(_ _;)




