第十三話「番人」
謎のエレベーターを発見したTERU。
果てして、物語をどのような展開をもたらすのか!?
TERU 「、、、」
エレベーターが静かに降りていく。最下層へ。
するとエレベーターは止まった。
TERUはゆっくりと降りていく。静かに前に進んでいくと目の前に小さな小屋が一つあった。
窓もなく、ドアも、なかった。
TERU「、、、」
TERUは静かに辺りを見回し、監視カメラやトラップがないか確認した。
しかし、ないみたいだ。そんな気配はなかった。
TERU「田中、何か異変はあるのか?」
田中「ちょっと待てよ、、う〜んないのお。何なんだ、この場所は気味が悪い!」
TERU「、、、」
TERUは辺りをもう一度見渡したが、やはり何もないみたいだ。
TERU「ここに何があるんだ?」
と言った瞬間、
ぴゅっ!
とTERUに向かって、矢が放たれた。
TERU「⁉」
TERUは驚き、慌てて避けた。
すると、矢には紙がくくりつけられていた。
TERUはそれをほどき、中を開けてみた。
すると中にはこう書かれていた。
(ようこそスーパーバーガー秘密部屋へ。ここにこれたことを歓迎するよ。だが同時にあなたは人生最後の時を迎えるだろう。)
と書いてあった。パソコンで打ち込んだ字だ。
すると、
ぴゅっ!とまた矢が飛んできた。
またかと思い、TERUがつかもうとすると、
TERU「⁉」
矢が回転しながら、徐々に風をふきながら向かってきた。
TERUは避けようと試み、横にずれた。
すると矢が角度を変えて、TERUの方へ向かってきた。
TERU(?!矢が誰かに操られているのか?)
と思い、さらに横に反れると、やはりこちらに向かってきた。
TERUは矢を破壊し、矢が来た方向に向かった。
すると後ろから矢が放たれた。
TERUはすぐに反応し、その矢を破壊した。
TERU(色んな方向から来る。ということは壁に沿って移動している、、憑依型のHeaven's Breakerだな。)
TERUはワイヤーアンカーを握り、電気を密かに蓄えた。
TERUはあたりをうろついてみた。
よく耳を研ぎ澄ましてみると、シュッて言う音がした。
TERU「そこだ。」
すかさずワイヤーアンカーを投げつけ、見事敵にかすめた。
?「!!」
高電圧がかかっていたせいか、少しかすったくらいでも、かなりダメージをくらったみたいだ。
すると当たった所の壁から一人の女が倒れてきた。
忍者みたいな格好している。
どうやら、膝に当たったらしく、バランスを崩しみたいだ。
顔は布で隠してあり、よくわからない。
?「っ、、、」
こっちをにらんできた。明らかな殺意を感じた。
TERU「お前がここの番人なのか?」
とい言い、今度は煙幕弾をTERUの前になげ、煙幕をはった。
TERU「!!」
そして、TERUが煙幕に気をとられている間に吹き矢がTERUの頬をかすめていった。
一一一第十三話完
第十四話に続く
どうも藤沢修介です。
大変長くお待たせしました。
最近勤めていた会社が倒産したので、自分の周りがバタバタしたせいで、なかなか更新できませんでした。
本当に申し訳ありません!
これからは毎日更新します!
しっかりやりますので、よろしくお願いします!




