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Heaven 's Breaker    作者: 藤沢修介
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第十二話「からくり」

セカンドミッション始動!


  Heaven's Breaker第十二話!




大手ハンバーガーチェーン店



   スーパーバーガーの悪事を暴け!




果たして、何が明かされるのか!?



田中「TERU。聞こえるか?」


TERU 「聞こえてる。今日は明美がいないから、その口調なんだな。」



田中「まあ、お嬢様の前だからな。私も白川家に執事として雇われて、早や30年。お嬢様の前では無礼のないようにしたいからな。」



TERU「そうか。」


田中「それはそうとTERU‼なぜ、どらやの高級ようかんをつまみ食いしたことをばらした‼あの時、お前は外出してたではないか‼

どうやって、あの貼り紙をした⁉」



TERU 「忘れた。」



田中「教えろ‼私はおかげでひどい目にあったぞ‼ばばあどもとトイレ掃除をさせられた‼」




TERU 「良かったじゃないか。同世代の女といちゃつけて。若い頃を思い出したんじゃないか?」



田中「あほか‼ワシはまだ老けておらん‼まだ体も心も若い‼数だけじゃ‼だいたい、わしは若いおなごが良いわ‼」



TERU 「欲張んなよ、じじい。もうすっかりじじいだよ。諦めな。」




田中「馬鹿者‼ワシだってその気になれば、今からでも現場に出れるわ‼このように、刀だって振れる‼このように、、ふんっ‼ふんっ‼」


と刀を振りだした。ーが、



‘’ぐきっ‘’



という変な音がした。




「ぐわぁ‼腰が、、腰がぁ、、‼」



と田中が悲鳴をあげた。




TERU 「馬鹿か、そろそろ時間だ。」



田中「うぅぅ私としたことが、、」



TERU 「こっちは準備完了だ。もう開始するぞ。」




田中「うむ。時間だしな。何かあったら連絡してくれ。対応する。」



TERU 「了解。開始する。」



と言い、通信を切った。



TERU (さて、どうやって探すかな。)


スーパーバーガーの本社ビルの屋上を見てみると、警備ロボや警備ドローンが巡回していた。





TERU (数で十ってところか、、)



警備ロボやドローンが屋上を十機巡回している。



TERUはワイヤーを飛ばし、スーパーバーガー本社ビルの屋上に移り、ドローンやロボを上手くかわして、屋上のドアまで近づいた。



TERU「上手くかわせたな。」




とTERUは屋上のドアに手をかけようとした。




しゃっ‼



とドアからナイフが出てきた。




TERUは手をとっさにに引っ込めた。



どうやら、このドアノブは何か近づくとナイフが出る仕組みになってるらしい。




TERUはナイフが出る装置を見つけ、その装置を破壊した。




それにより、ナイフが出なくなった。




TERUは電子ロックをショートさせ、ドアを開けて、侵入した。


階段を降り、まず40階の部屋を確認する。



6部屋ある。ロックを解除しながら探して行く。



ない。


(商品情報管理室らしき部屋はひとつもない。)




次の階に降りてみた。


次の階も確認したがなかった。


40~35階を全て確認したが、管理室らしい部屋は見つからなかった。



田中「TERU 、見つからないか。」



TERU 「ない。本当にこの階の中にあるのか?」




田中「そのはずだ。よく調べてみろ。」




TERUはもう一度入念調べていった。




壁の中に隙間や風の音がしないか。調べた。



すると階段の踊り場から一番離れた部屋の奥の部屋から機械音が聞こえた。



TERU 「この音は、、エレベーターの音だ!」



田中「そのようだな。TERU 、エレベーターから侵入できないか、やってみろ。」



TERU 「命令されなくても、もうやっている。」



TERUはエレベーターの音がする柱の壁を調べた。



すると柱の近くの床が不自然に沈む部分があった。




TERU (これは⁉)




TERUが沈んだ部分をへこませると、手のひらより少し大きな正方形のふたが外れた。




開けると、中から0~9の番号とenterキーが書いたボタンが並んだスイッチがあった。



おそらく暗証番号を押して、エレベーターへと入る入り口だろう。




TERU「田中、番号を解析してくれ。」



田中「分かっている。今やっている。」



田中は部下に解析するように指示した。


解析部下「隊長!わかりました!番号は7110です!」



田中「わかった!ありがとう!TERU、聞いてたか?7110だ!」



TERU「聞いてた。打ち込む。」



TERUが番号を打ち込むと、壁からエレベーターへの入り口が現れた。



TERU「開いた。乗り込む。」



田中「了解。気をつけろよ。」



と言うと、TERUはエレベーターに乗り込んだ。



目の前には「下」と書かれたボタンがあった。



そのボタンを押すと一気に下へ降りていった。




第十二話完




   第十三話に続く。



明けましおめでとうございます。藤沢修介です。




更新遅くなりまして、本当に申し訳ありません!!!m(__)m




私は年末年始も休みが取れない仕事をしてるので、やっと時間が作れたので書きました!



すいませんでした!




次回は早く更新できるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします!(_ _)



    藤沢修介

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