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Heaven 's Breaker    作者: 藤沢修介
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第二話「明かされる悪事」

とある郊外にあり、周りがSPに囲まれたお屋敷。



貴族や大富豪が住んでいる感じの四階建てのお屋敷。




とある人物が窓から、外の風景を眺めている。




彼女の名前は、「白川明美」。



とある男が屋敷に向かって入ってくるのを見守っている。





黒いマントを着た男ーーーーーーーTERUだ。




彼は入り口のドアに立つ。




すると大きな音と共にドアが開いた。






彼の目の前には一人の執事服を着た老人と、メイド二人が立っていた。





そして、「おかえりなさいませ」



といい、「お部屋でお嬢様がおまちでございます。」




と告げた。




TERUは奥にあるエレベーターから四階まで上がり、彼女の部屋まで行った。





TERUが部屋の前に立つと、自然とドアが開いた。




TERUは静かに部屋へと入っていった。




明美「お帰りなさい、TERU。収穫はありましたか?」




と聞かれ、データが入ったUSBを机の上に置く。





すると、明美は執事の田中を呼び、データを確認させた。




田中がパソコンの端末にUSBを差し込んむと、とあるフォルダが出てきた。





田中は、そのフォルダを開いて、データを確認していった。





田中「これは、、、」





明美「ありましたか?」



と明美は言い、田中は頷いた。





すると、明美はTERUを見て、言った。





明美「確かに受け取りました。古田電機の不正取引情報のデータ。これを今から5時間以内に全世界に公表します。これによって、古田電機の不正取引が明かされ、古田電機の株は暴落し、倒産に陥るでしょう。」





と言い、「下がっていいわよ。」と告げた。





TERUは部屋から出て、自分の部屋へ向かった。







すると明美は、



「田中。この不正情報を全世界のメディアに流しなさい。

差出名はいつもので。」





田中「かしこまりました。お嬢さま。」







すると田中は部屋から出ていった。






明美「始まりますわね。」




と不適な笑みを浮かべながら言った。





とある街のテレビビジョン一






テレビでは音楽チャートが流れていた。




DJ「第二位はヘブンの壊れた世界だ‼」



音楽PV が流れる。




DJ 「そして第一位は一」





DJ 「ただいま大ブレーク中のアイドル、姫川アリサの新曲一」






音楽PV が流れ始めた瞬間、映像が変わった。





キャスター「ここで臨時ニュースをお伝えします。」




とニュース番組に変わった。





キャスター「先程入ったニュースによりますと、国内最大手の古田電機から販売されている電化製品には使用禁止とされている核エネルギーが使われていることが先程わかりました。」




通行人A「えっ、何だって⁉」




キャスター「古田電機の電化製品と言えば、少ない電力でパワーを発揮でき、従来の電化製品より大幅に節電になると言われた電化製品を開発してることで有名です。」





キャスター「古田電機の急成長により、国内の電機メーカーはこことごとく倒産に追いやられ、電機業界をほぼ独占していました。」





キャスター「しかし、今回わかったニュースにより、古田電機の株価暴落そして営業停止は免れないでしょう。」








通行人B「えっ、うそでしょう⁉」



通行人C「家、電化製品すべて古田のなんだけど」




通行人D「もう怖くて使いたくないわ」



そのニュースを見た人たちは次々と不安になっていき、それを声にしていった。

































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