3章登場人物紹介
ーーー登場人物紹介ーーー
◆ユウ・シルヴァ(16歳)
レベル:73
魔闘力:4260
適性属性:無
身長:174cm
第二部の主人公。
無愛想だが根は優しい性格で、剣聖の弟子である少年。エリナの詠唱破棄練習に付き合った件がきっかけでマナと思いがすれ違ってしまい、勘違いしたユウは『話しかけないでくれ』とマナを冷たく見放した。
しかし、別館地下で傷付いたマナを見て暴走。傭兵団を全滅させ、元凶であるロイドを戦闘不能まで追い込んだ。その後魔竜と化したロイドを相手に最後まで立ち向かい、そんな姿を生中継され女子生徒達の心を鷲掴みにした。
◆マナ・シルヴァ(人間年齢だと19歳)
レベル:410
魔闘力:83060
適性属性:雷
身長:156cm
ユウの義理の姉であり、獣人の新任教師。
好きであるが故に無意識に嫉妬ばかりしてしまい、それが原因でユウに話しかけるなと言われてしまう。更にそんな状態でロイドが騒ぎの元凶であることを知り、心が崩壊する寸前でユウに救われた。
どれだけ傷付いても立ち上がり、自分を守る為に剣聖を目指してきたと言ったユウを見て想いが爆発。その後、クレハとの会話で自分がユウに惚れていることを自覚した。
◆クレハ・シルヴァ(15歳)
レベル:131
魔闘力:50090
適性属性:地
身長:159cm
ユウの妹で、母に劣らない胸の大きさを誇る美少女。
学園祭ではユウと腕を組んだり、ユウに成長を見てもらいたいからという理由で姫を演じたりと、自他ともに認めるブラコン。同じく姉であるマナのことも大好きで、姉の恋を応援している。
最近は前よりも兄好きが抑えられず、魔導フォン内の画像フォルダはユウの写真で埋め尽くされている。
◆エリナ・エレキオール(17歳)
レベル:96
魔闘力:32000
適性属性:雷
身長:162cm
ユウのクラスメイトで委員長。最初の頃は人を寄せ付けない性格だったが、ユウと様々な出来事を乗り越えるうちにクラスメイト達と完全に打ち解けた。
詠唱破棄の練習を手伝ってもらった際、上位魔法の詠唱短縮に成功した時は嬉しさのあまりユウに抱き着いていた。それだけ彼女がユウに心を許している証拠だろう。
◆リース・アリスロード(16歳)
レベル:52
魔闘力:9000
適性属性:風
身長160cm
ユウとは二年連続同じクラスの元気な少女。ユウに好意を寄せており、ダンスを踊れることになった時は喜びを爆発させていた。
学園に来た当初は出身地が東方地方ということもあり、あまりクラスに馴染むことはできていなかったが、そんな彼女の悩みを解決したのがユウだという。その話は後ほど·········。
◆ヴィータ・ロヴィーナ(16歳)
レベル:63
魔闘力:4000
適性属性:無
身長:163cm
不思議な魅力がある美少女。他者の魔力を借り、その人物が使用可能な魔法を再現することができ、やって来た当初はユウ達を驚かせた。
ユウに好意を寄せているのかは不明だが、ユウをダンスに誘ってパートナーの1人に選ばれた時は、珍しくはしゃいでいた。
◆ソル・ハーネット(17歳)
レベル:94
魔闘力:31403
適性属性:火
身長:178cm
ユウと同じく英雄の息子であり兄貴分。
重い槍を軽々と振り回す力の持ち主で、男子達から嫉妬される程のイケメンであるが、軽い性格で可愛い子を見るとすぐにナンパする馬鹿でもある。
◆アーリア・アネスト(15歳)
レベル:32
魔闘力:1050
適性属性:無
身長:157cm
ユウに好意を寄せる図書委員の後輩。
ユウと関わるようになってからはかなり明るい性格になっており、学園祭では積極的にクラスの出し物を手伝っていた。クレハとはユウの素晴らしさを語り合ううちに仲良くなり、彼の秘蔵写真を交換し合っているとか何とか········。
◆ユリウス・バルトリオ(15歳)
レベル:81
魔闘力:17020
適性属性:風
身長:172cm
眼鏡が良く似合う双銃使い。
感情喰らいに寄生された状態でユウと戦闘を行った際、生徒達の前でクレハへの愛を叫ぶという黒歴史を築いた。本来は穏やかな性格で、女子達からの人気も高い。
◆マルセル・フレイザー(15歳)
レベル:29
魔闘力:1099
適性属性:無
身長:157cm
放送部所属の小柄な少年。常にメモやペン、映写機などを持ち歩いており、面白い出来事はすぐにメモしている。
ユウとはクレハの劇を観ている最中に出会い、それからはしょっちゅう情報交換したりする仲となった。ただ、誤ってユウの戦闘を魔闘場に流してしまったことは未だに恨まれている。
◆タロー・シルヴァ(40歳)
レベル:不明
魔闘力:不明
適性属性:無
身長:180cm
ユウの父で、魔神を討った最強の英雄。
嫁のテミスとは22歳で結婚してから1度も喧嘩しておらず、誰もが羨む仲良し夫婦。娘のクレハやマナにもデレデレで、近付く男子達を追い払う為学園に乗り込もうとしたりするなど、いちいち行動が英雄らしくない。
そんな彼だがロイドとの戦闘で傷付いた息子達を見て大激怒。魔力を乱されても気にすることなく圧倒的な力を見せつけ、無傷でロイドの計画を崩壊させた。
◆テミス・シルヴァ(40歳)
レベル:不明
魔闘力:不明
適性属性:無
身長:167cm
ユウの母で、絶世の美女。剣の道を極めた達人でもあり、剣聖と呼ばれている。
夫であるタローに対しては、普段のクールな印象を消し飛ばす程甘えるので、息子達にいつも温かい視線を向けられている。
ロイドとユウの戦闘に、タローと共に乱入。障壁を展開してユウを守り、更に放たれたブレスを斬り裂きロイドに大ダメージを与えた。
◆ソンノ学園長(年齢不明)
レベル:不明
魔闘力:不明
適性属性:不明
身長:155cm
オーデム魔法学園長。
《怠惰の魔導王》と呼ばれる凄腕の魔導士で、各属性魔法を上回る破壊力を誇る、空間干渉魔法の使い手。
子供にしか見えないが、子供扱いすると怒る。ベルゼブブとは顔を合わせる度に喧嘩しており、毎回タローやディーネ達に止められている。ただ、互いが本気を出せば街が消滅するのは避けられないだろう。
◆ロイド先生(28歳)
レベル:不明
魔闘力:不明
適性属性:不明
身長:179cm
博士と呼ばれていた学園の教師で、生粋の変態。生徒達からの人気が高い男だったが、学園で起こった一連の騒ぎを引き起こした張本人であり、それらの行動は全てマナを手に入れる為だった。
マナに感情喰らいを寄生させることが目的だったが、意識がある状態でコントロールする為、彼女を地下空間で苦しめた。
しかし、ユウの暴走とタローの乱入で計画は崩壊。どうやら生き延びていたらしいものの、その後の行方は不明である。
ーーーキーワードーーー
◆オーデム魔法学園祭・大樹祭
毎年学園で行われる大規模なイベント。生徒達が協力して店を出したり劇をしたりと年々盛り上がりは増しており、今年も多くの人達がオーデムを訪れた。
◆後夜祭
学園祭が終わった後に魔闘場で行われるダンスイベント。これを機に付き合う生徒達は多く、楽しみにしている者は多い。
◆魔導銃
ユリウスが使う武器。魔法陣が描かれた弾丸を装填することで、様々な魔法を撃つことができる。
◆魔力の暴走
強大な魔力を持つ者が怒りと共に引き起こすことのある破壊衝動。本来の数倍もの力を使用可能となるが、一歩間違えば死ぬ危険性もある。