#03 少女の旅立ち
※のぞみの衣服説明を修正しました。
※指摘していただいた誤字の訂正と文章の継ぎ足しを行いました。(1/21)
※文章の間隔を少し改行しました(6/1)
新たなる狐の勇者よ……チカラガホシイカ……?
真っ暗闇の何も見えない闇の中で、望の耳に鼻を摘まんでいる様な何処か聞き覚えのある女性の鼻声が聴こえてくる。
「う~ん、誰なのですか貴方は……?」
突然の声に戸惑いを隠せず、寝惚けた可愛らしい声で訊ね返す少女に改めて声の主が答える。
コホン……私は狐の力を司る者である……
「そんな方が居られるなんて初耳なのです……。あれもしかしてこの声って、きつ……」
ごほんごほん!! 余計な詮索はしない方が御互いのためだぞ……new狐の勇者よ……。さて、今日は頑張っている君を司ってる私は、君が条件を飲むならば求めているであろう守護する力を与えようかと考えていたのだが……。
「え!? そっ、その条件は何なのですか?」
思わず食い付く望に、司ってる者は不敵に笑いながらその条件を説明する。
「一つ! 姉として誰よりも仙狐を愛する事!!」
「はい!!……えっ?」
「二つ! 困ったことが有るときは仙狐にちゃんと相談する事!!」
「はい!!……あれ?」
「三つ! 彼女が出来ても良いから、時折で良いから貴方を愛でさせなさい!! 寂しいから!!」
完全に感情が高まってしまい、最初の演技を忘れた仙狐事きつ姉は切無げに声をあげて望に訴えかけていた。
「あはは……うん、解ったのですよきつ姉。僕にその約束を守らせてください、僕にとってもきつ姉は欠けがえのない大切な人ですから……」
そう言って閉じていた目を開けて、彼女の条件と言うなの甘え要求に穏やかな表情で答えるのは初恋の人を幸せにするためだけに奇跡的な力により性転換を果たし、高校3年生の少年から可愛らしい小学生程の狐美少女の姿を得たダボダボのパジャマ姿で布団に寝転んでいる佐々木望と。
「なななな!!? 何時から起きていたの望!?」
「えへへ……きつ姉が私に色んな要求をしだした所からなのです!」
彼が寝惚けている事を良いことに横からすり寄って抱き着きながら、我慢していた言いたいことを思い付く限りに要求していたのは美しい白い髪と頭頂部付近から縦長の耳全体が正面を向いている白い狐耳を二つ生やし。お尻付近からは4本の彼女の身長の半分程の長さを誇るしなやかな尻尾を持っており。
そんな彼女は神の遣いである仙狐としての役目を果す神聖な存在であり、その容姿は800才の時を隔てていながらナイスバディで大人の色気と少女の可愛らしさを両立した容姿を持ち、今は布団の上で少し乱れた赤い寝間着の浴衣が良く映える美狐さんであり。
きつ姉の愛称で親しまれている優しいが望の前では彼が好きすぎて暴走気味になってしまう少し残念なお姉さんであった。
そんな二人の美女は昨夜佐々木家を尋ねた時間が遅かった為、そのまま一泊してから神社に修行へと行く事となっており。六畳間の自室に自分用の布団と来客用の布団をダブルベットの様に横に並べて仲良く昨晩は床につき。
朝の7時となった望の部屋には陽射が射し込み始めており、外の電線の上では雀が賑やかに挨拶の鳴き声が聴こえる早朝に二人は互いを見つめ会うようにして向かい合いながら、御互いに赤面しながら微笑み会うリアルが充実している姿を見せ付ける二人であったが、
「二人共、朝御飯が出来たわよー?」
下の階から聴こえてきた母の呼び出しにその場は御開きとなる。
「朝御飯、食べに行こうかきつ姉?」
「そうね、じゃあ久し振りに御馳走に預からせて頂きましょうか。……さっきの話の続きはまた後でね?」
「うん! あっ、でもきつ姉が着ている綺麗な赤い浴衣が汚れるとまずいですから私の服を使って欲しいのです!!」
「の、望の私服ですってぇぇ!?」
「やっ、やっぱり男物は嫌ですかきつ姉?」
「そそそんな事はないわよ!! いえ、寧ろ御褒美だわ!!」
目を輝かせ、鼻息荒く望の小さな両肩に手を当てて興奮する、美女じゃなければ事案として処理されそうな情熱的な愛情表現をきつ姉はぶちかましながら。その後、見事望から白いワイシャツとオレンジ色のセーターを上着に羽織り、下は黒のジャージを履くと言う男装姿を手に入れたきつ姉は上機嫌であり。
望は青と白の縦縞柄の長袖と、長ズボンのパジャマ姿のままで二階の自室階から二人で一階の居間に降りていく。
既に一階の和室の居間には望の父である健一が茶色の座蒲団を下に轢いた形で座っており。彼の服装は白のTシャツに抹茶色の丹前と呼ばれる普通の着物より少し大きめで、綿を入れた広袖の衣服を羽織り。
下は青いジャージを履いた姿でお茶を啜りながら朝刊を読み、長方形の六人程の人数が共に食事を取ることが出来る木製のテーブルで朝食の準備が整うのを待ちわびていた。
「お父さんおはようなのです! 昨日は色々と迷惑をかけてごめんなさい」
「おっ……おう、おはよう望」
未だに実の息子が美少女になった事に慣れていない健一は、つい戸惑いながら返事を返す。そんなぎこちない健一の様子に気付いたきつ姉のイタズラ心が刺激され、互いの緊張をほぐすためにも望にある提案をする。
「望? 折角だから御父様の肩揉みを買ってでるのはどう?」
「良い提案なのですきつ姉! お父さん肩を揉ませてもらっても良いですか?」
望の身長は美少女に転生したために小学生の同じ程に低くなっており、父と30㎝近くの身長差が二人の間には生まれているために。自分の目線の下から上目遣いで甘えるように肩揉みをねだる美少女となった望の仕草に、思わず見惚れてしまう。
「お父さん? どうかしたのですか?」
「あっ、いや。じゃあお願いしようかな?」
「あはは! 何時もやっている事なのにお父さんたら変なのです!」
「仕方がないだろ……たった一日で毎日見ていた顔が変わっちまったら、俺だって流石に調子が狂うんだよ……」
右手で頬を照れ臭そうに掻く父の姿に望は新鮮味を感じながら、丁寧に肩揉みを行っていく。望の姿は小学生の美少女ではあるが中身は望のままであり、更に転生する時にきつ姉から分け与えられた力により一般の人と比べて、数十倍の力が与えれている。
その力配分に苦労しながら、望はしっかりと父の肩揉みを終える頃にはある程度の力を制御する感覚を磨く事が出来る様になると言う、恐ろしい適応力を発揮していた。
「ふう……旨いもんだな望。石みたいに固くなっていた肩のこりがかなり楽になったよ、ありがとう」
「えへへ、どういたしましてなのです!」
「よしよし……あっ」
「ふわぁ、お父しゃん?」
小動物的と言うより仙狐の素質と魅力まで受け継ぎ、可愛くしかも強くてニューライフを現実とした望の頭を健一は無意識に撫でてしまっており。望自身が元々人懐っこい性格も相まって、撫でられる事によるその快楽に望は溺れてしまい、目をトロンとさせながらついつい酔いしれてしまう。
「すっ、すまん望! 気づいたら頭を撫でてしまっていた……」
「ううん全然良いのですよ、それよりもお父さん?」
「うん? どうした望……おいお前、耳と尻尾が!?」
望は父に撫でられた気持ちよさですっかり気が抜けてしまい、体の状態維持が困難になってしまった望のお尻からは三本の大きな筆の様な形をしたセミロングの髪色と同じ黄色く、先端の白い尻尾がズボンのお尻付近からお尻とズボンの間ですくすくと生え伸びて来ており。尻尾と同じ色の二本の狐耳も頭に生えてしまっている。
「ねえお父さん、もう少し頭を撫でて欲しいのです。ダメですか?」
「いやダメと言うよりも望おまえ犬の様になってるぞ!?」
父が言うように本能的になってしまった望は、ご主人の前で両足で立って前足を膝に載せて構ってくれるのを催促する犬の様に目を輝かせ、3本の尻尾をゆっくりと左右へと横に振りながら、父の足に抱き着いて催促をしていると言う情けない状態になってしまっていた。
「そんなことは気にしなくても大丈夫なのですよ~」
「いやいや! 正気を失っている時点で全く大丈夫じゃないだろうが!? あああ、ズボンと下着が尻尾でずれ落ちて……!?」
「ふにゃ? あっ、ズボンとパンツが落ちちゃったのです~。あはは~すうすうするのです~♪」
下半身に何も着けていない状態になってしまっーー
※文章で表現すると18禁となってしまう為、続きはセリフと脳内妄想でお楽しみください※
「あああ!! 仙狐さん、早く手伝ってくれ!! こういうのはどうして良いのか俺には解らん!!」
「お任せください御父様!! 直ぐに望のズボンに尻尾用の穴を開けますので少し御待ちを!!」
「お待たせしました皆さん、朝御飯を御持ちし……。あなた何をされているのかしら? 下半身が【ピー】になっている望に抱き付かれて?」
「いや由美子! これは俺が脱がした訳じゃなくてだな!!」
「あっ、おはようなのですお母さ~ん。お父さんがね、私の頭を優しく撫でてくれたのです~。そると気持ちよくなっちゃってお尻から尻尾が出てきちゃったのですよ~」
「なるほどね……。仙狐ちゃん、望のお尻から出ている尻尾は何とか抑えられないの? それと何故貴方はさっきから望のパンツを手にとって欲情しているのかしら?」
「ハアハア……何て濃い望の匂いなの……え? はっ、私は何をして!? いや違うのです御母様これはあの、そのですね!!」
「仙狐ちゃん深く責めたりはしないから、早く望を助けてあげて!!」
「はっはい!! 今すぐに!!」
そんな朝の揉め事を終えて、当たり前だが望達には克服しなければ成らない課題が大量に浮かび上がって来てしまった。
まず、望は気持ち良くなってしまうと知力が子犬レベルまで下がってしまい、自分自身の意識では平常心を取り戻せなくなってしまう事。
そして狐の姿になった場合に普通の服装では尻尾に突き破られたり脱げ落ちるので、狐乃街稲荷山神社で狐娘達が着用している用な服を準備する必要がある事。
そして、責任を取ると自信満々に胸を張っていたきつ姉が意外とポンコツであった事等があり、朝食を食べ終わった後に佐々木家で開かれた作戦会議の結果。
やっぱり、今回の問題と望の身柄も踏まえた解決は本来の予定通り、望が神社に居候する事で抱えている問題を改善して貰いつつ、問題に向き合う事で話は纏まり。
佐々木家の両親に様々な心配をさせながらではあったが、荷物をドラム缶の様な形と大きさの鞄に積め込んだ望は、旅立つ前に玄関で両親と話し合う。
「さっきは迷惑をかけてごめんなさいお父さん、お母さん。もうこんな事を起こさないように修行して、必ず林原さんを助けて帰って来ます!」
「……望。どれだけ頑張ろうとしても一人だけではさっきみたいに必ず限界がある訳だから、引き際をちゃんと見極める事と、無茶だけは絶対にするんじゃないぞ!?」
136㎝の望に合わせる為に、176㎝の父健一は膝を折り曲げ目線を合わせて語りかけ。その真剣な想いを無駄にしまいと望も応える。
「はいお父さん!!」
「よし、行ってこい望!! 仙狐さん、倅が今度こそ暴走しないようにしっかりと家の息子を頼んます!!」
「お任せください御父様……。今度こそこの命に代えましても御守り致します」
息子の御守りだけでなくその命も託されたきつ姉は真剣な表情で健一に深く礼を返し、自らにも望を守り抜くと言う誓いを建てる。
「それと、何かと足がないと不便だろうから家の車を持っていけ」
「ええっ?! 86は仕事にも必要だし、お父さんが大切にしていた車じゃないですか?! なのに何故……」
「良いんだよ。だいたい、望が仙狐さんを助けて稲荷神社の方達との繋がりでお土産として宣伝して貰って知名度をあげて貰えなければ、この不況の中で小さな豆腐屋なんて今頃潰れていたさ。だから此れは二人への恩返しと思ってくれ……」
「「御父さん/様……」」
にこやかに車の鍵を望に手渡して感謝を表す健一は二人に取っては父として暖かく育ててくれた恩人であり、尊敬する人の後押しに心を震わせながら。その暖かな想いを確かに受け取った二人は、静かに頭を下げて感謝を返す。
「さあ二人とも、何時までも感傷に浸っていると日がくれてしまうわよ? 佐々木豆腐店自慢の商品セットも一緒に車に積んでいるから、神主様達に何時ものように配達をお願いね。そして、何時ものようにちゃんと元気な顔を見せに帰って来てね?」
母のその暖かい背中を押してくれる励ましに、望は様々な感情の波に飲まれて涙を堪えきれなくなり。姿だけでなく感情も幼くなっている望は母に思わず抱き付き、母も幼くなった愛する息子を優しく抱き締め返す。
「ありがとうなのです……お母さん……うっうっ」
「ふふっ、子供の姿になってしまって卒業した泣き虫な貴女が帰って来てしまったのね……」
「きょ、今日だけは……ゆるひて欲しいのです……ううっ」
「……そう言えば、泣きたいときは泣けば良いと幼いときに教えたのは私だったね望。大丈夫、貴方は強い子だしお母さん、お父さんが側に居なくても貴方には共に居てくれる友人が大勢いるわ。貴方は少し長い旅に出ると言うだけで、私達は何時でも会えるから大丈夫よ望……」
「はい……なのですお母さん。行ってきますね……グスッ」
こうして暖かく見送られた望はパジャマ姿から、本来は半袖サイズの黄色のジャージ姿に着替えてから外のシャッター式ガレージに保管されている愛車である86に二人で乗り込み、エンジンに火が入った86は目覚めの声をあげて望達に応えるがここである問題が持ち上がる。
「あっ、足が届かないのです……どうしようきつ姉?」
「あら? 流石に小学生の姿では厳しいわよね……。よし、神社に着いてから渡そうと考えていたけどこの魔道具を望に贈らせて貰うわね?」
そう言って袖口からきつ姉が取り出したのは黄色い勾玉の丸い部分に小さな穴を空け、糸を通した首輪と。白と赤により彩られた、目もとが開けられたおでこから鼻までを覆い隠す狐の仮面が渡される。
「わあ! 綺麗な勾玉とお面なのです!! 早速着けてみますね?」
そう言って二つのアクセサリーを身に付けた望は、お風呂上がりで血液の速くなった流れを体に感じる様に不思議な力が全身を駆け巡るのを感じた。
「全身がポカポカして、しかも強い力を感じるのです!」
「無事に同調する事が出来た見たいね、その勾玉は望の体に流れている私の力を制御する為の道具なの。これさえ有れば今朝の様に自分を制御出来なくなる事も無くなるし、旨く自分の力とする事が出来る筈よ」
その説明を聴いて、良い歳になって幼子のようにお父さんにべたべたに甘えてしまった事を内心死ぬほど恥ずかしく思っていた望は、安堵と喜びが混じりあった笑顔できつ姉に感謝する。
「本当にありがとうなのですきつ姉!! あのままだと私はお父さんにどんなことをしていたか解らなかったのです……」
「流石に毎回裸になるのは不味いものね~。変な奴に利用されてしまうでしょうし」
「それじゃあ、こっちの狐の仮面は何に使うのですか?」
そう言って手渡された狐の仮面を両手に取って、顔の左に位置するように見せる望にきつ姉は驚くべき解答を返す。
「その仮面は狐仮面になるための変身マスクよ」
「へーこの仮面を被ると変身出来るのですかー。……えっ? 変身!??」
「せやで望!! その仮面を付けた状態で【変身!】と、正義のヒーローよろしく叫んで見なさい?」
その余りにもきつ姉からの突拍子な指示に、困惑する仕草をしながら望は反論する。
「きつ姉、そんな変身だなんて非現実的な事が起こるわけ無いのです!!」
「いや、既にあんた美少女の姿になってるや~ん」
「何を言って……あっ、ホンマや!」
「せやろ?」
「せやなです!」
「って望、貴方この下りがしたいがために私に反論してきたな~? このういやつめ~」
「えへへ~だってきつ姉だけ楽しむなんてずるいのです!」
そんな話のテンポを無視してイチャイチャし終わった二人は、早速本題に取り掛かる。望は渡された狐の仮面を顔に付けてから、緊張と好奇心故に早まる鼓動を胸に手を当てながら深呼吸して落ち着かせる。
「それじゃあ早速やってみるね? 変身なのです!!」
その叫びに連動するようにまず首の勾玉が黄色の閃光を放ち、光が収まった次の瞬間に望が座っていた運転席には身長158㎝の高校生程の少し大人びた、部分的に改造された巫女服を着た少女が車の運転席に座っていた。
無造作になっていた黄色のセミロングストレートヘヤーは赤い髪止めで後ろに束ねられたアップヘヤーとなっており、左右のこめかみに残った髪を垂らす形で残し。
光輝く湖のような金色の目。衣服の肩部分が割れていて間にはその割れ目を繋ぐ縫い目があり、中の赤い服が見えるタイプの純白の着物と、巫女服の赤い袴にあたる緋袴は赤いミニスカートに白いリボンの形状をした閉め帯が背中にあり。
脚には膝まである白のニーソックスと、3本の赤い紐が上部に一つと左右に二つの穴に繋げられた下駄に似たサンダルタイプの靴を履いているなんちゃって巫女服を着た狐仮面美少女の姿があった。
「ふわぁ~、巫女さんになっちゃったのです! 凄いのです!!」
「うんとっても可愛いわよ望、いえのぞみちゃん!!」
車内のガラスに写る自分の姿に興奮する望改めのぞみと、興奮の余りに笑顔で抱き付いて頬擦りするきつ姉の二人がある程度落ち着いた後。二人を乗せた86は長年世話になった実家を惜しむようにゆっくりと出庫していき、のぞみは玄関で見送ってくれている両親に挨拶するためにドアウィンドウを開ける。
「お父さん、お母さん行ってきます!!」
「気をつけてな望!!」
「何かあったら連絡するのよ望!!」
挨拶を叫びながら手を振るのぞみに両親も手を降り返しながら見えなくなるまで見送ってくれ。寂しさを振り切る様に指定速度まで車を加速していくのぞみときつ姉を乗せた車は、狐乃街稲荷山神社へとひた走って行く。
全ては惚れた彼女の未来を取り戻すために。
最期まで読んで下さりありがとうございます! 今回の話を考えていて、私はあらゆる意味で子供を持つにはまだ早すぎると感じた礼状と申します。
完全にきつ姉が御姉さんヒロイン件変態と化していたり、ジャンルが恋愛出はなくて日常ファンタジーになっている本作ですが楽しんで頂けたでしょうか?
第三話は主人公の望の魅力を引き出す為であり、これからの下準備を兼ねた言い訳と純粋な煩悩にまみれた話となっており。神道を学ばれており、稲荷神社で働いて居られる方に私は泥を塗りたくる話となってしまったかなと反省しております。
作者が可愛い女性キャラ達が仲良くイチャイチャする姿を描きたいがために作成した作品でありまして、今回の話のようにやり過ぎない程に好き勝手なストーリーがこれからも度々出てくると思いますのでよろしくお願いいたします!!