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駄文の精/coachさんへのホワイトデーのお返し

作者: 日下部良介

「日下部にはあげた方がいいぜ」

 駄文の精がcoachに囁く。

「でも、義理じゃ失礼だよ?」

「なんだっていいのさ。あいつはアホでスケベだからホワイトデーにはスゴイの返してくれるぜ」

 駄文の精はそう言うけれど、coachは心を込めて手作りチョコを贈った。

 

 ホワイトデー。

「日下部のお返しはどうだ?」

 駄文の精がcoachを急かす。

 coachは日下部からもらった包みを開けた。

「ぐわっ!」

 出て来たのは芸術の精だった。




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