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ボンカスト編 第5話 言語取得への努力

 先程まで前方を歩いていたスニージアが隣に寄って来た「おい、寄ってくんな大人しく前に進んでろ」「あ~こらこら~~喜実紀そんな事言ってちゃモテないぞ~~」



 二ヤニヤした表情で俺の頬を突きそんなどうでも良い事を言いだした「容姿端麗で学もあるであろうスニージアさんが何でモテねぇのか分かった気がするわ~~」「言ってくれるねぇ~まあ実際に性格があれだからね?」



 あぁ、ちゃんと自覚はしてんのね「うん、分かるよ~確かに私の性格は酷いよ…でもさぁ~」隣に目をやると目を細め少し口角を上げ「君?人の事言えないでしょ?」そう告げるスニージア



 俺の性格が悪い……だと……「フッ、よ~く分かってるじゃねーか」「そう!!そういうの見たかったんだよね~それとさ戻る前に一つ聞いていい?」「何だ?」「どうして?あの時避けなかったの?」



 打とうとは思ってたけどタイミング無かったから丁度良いくらいかな?どうせすっとぼけるんでしょ?「はて?な~んの事だ……」隠していた注射器を首元に刺そうとしたが……「か?さっぱりだ」貫通させたから大丈夫だと思うが「やっぱり見てるじゃん」



 手の平で受け止め注射器だと判断した瞬間中の液体が入る前に貫通させた……「狙い自体は悪く無いんだけど少し惜しいな~?」「……注射器自体はおとりで本命は」



「せいか~いでも残念」咄嗟に貫通させた針を抜こうとしたがどうやら数秒遅かったようだ注射器から針が発射され喉元の隣に刺さった抜こうとしたが針は既に内部に侵入していた



 ……「ちっ、溶けたか」……脳は正常に稼働している……身体に痺れも無い一体アイツは何を打った?ひとまず錦戸と合流出来れば良いんだがその行動をコイツが見逃すとは思えない



 ただコイツを処分するのは非常に勿体ない……それでももし殺し合いまで発展したその時は……

 アハッハッ考えてる考えてるこのまま観察してても良いけどその時は多分()り合う事になっちゃうからな~



【君ならすぐに気づくでしょ?確実に成功してるとは思うんだけど……もうそろそろかな?】何だ?少し視界が歪み聴覚からの情報を脳に届くまでの間に数回頭痛が起こった…そして「これ便利でしょ?」



「おーい無視するなぁ」人の視界に手をひらひらなびかせ上目遣いで俺の表情を覗き込んで来た「……」「あれ?副作用でも出ちゃったのかな~?目覚めのキスでもしてみる?」



 いかにも柔らかいであろう唇が口元まで近づいてきた「んむっ」「俺の努力が一瞬で無駄になった最高で最悪の気分だ」「あ~あ残念せっかく貴重なデータ貰えると思ったのに」



「……まあ君とはもう間接的してたね?案外な特殊性癖(ヘンタイ要素)があるんだ~」プイッと背中を向けスニージア先に進み出しそれについて行った「はぁ……やっぱり飲んだの気付かれてたか」


 ―その後錦戸達と合流したのは良いのだが……「全部見られた少し毛も取られたし痛かった」大体の想像は出来るが綾瀬がボソボソと何かを呟きながらすみっこでジメジメしていた

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