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ボンカスト編 第1話 免疫過剰反応

「錦戸あれがボンカスト?だよな?」「はい、あれですね」「はぁぁ~何か一気に疲れが~」「少し面倒な奴に出会ったからかもな」入口に門番が配置されているが周囲の入り具合的に特に通行手形などは必要なさそうだ



 そのため特に何事も無く俺達は入国する事が出来た

 荷車などは何か手続きをしていた…あっちは許可書などが必要なのだろう



「ひとまず宿を探しますか?」「……そうだな」「どうかしたんですか?」「いや、俺もちょっと疲れてるのかもな」「そんな急いで宿を探さなくても少し歩いてからでも良いんじゃない?」「どうします?」「じゃあそうするか」



「じゃあ、れ~いな!!」綾瀬が錦戸に腕を絡ませ「行こっか?」えぇ…?二人の背中が遠ざかって行くのを見るとマジで置いていくつもりらしい(仲月さん多分晴ちゃん止まりません後で合流しましょう)(俺ここの言語知らないんだが)



(……Good luck)そんな激励だけを残しどっか行った……換金出来る場所を探すか数十分歩いて見つけたのは良いだが問題は言葉が通じるのかどうかだ……シルドルクにするかパジャン島で行くか



 パジャン島の方が喋りやすいしこっちでいくか「すみませんこれって換金出来ますか?」手持ちの一部を見せ女性の職員に聞いた時言語なのか見せた硬貨に対してか分からないが「……はい、出来ますよ」少し遅れ気味だったが通じたようでありがたかった



「もしかして、あの島国から来ました?」この聞き方からして恐らく出身なのだろう…「そうですね旅の道中で数日間滞在して今日ここに着いたんですよ」「そうでしたか実は私あの島出身なんですよ」



「今は出稼ぎに来てる感じなんですか?」「ちょっと違うかな?親と少し揉めちゃってそのまま出て行って現在に至るって感じかな」少し濁したような笑顔で彼女はそう言った「すみませんそんな事情も知らずに」「いえいえ大丈夫ですよ」



 その後少し彼女が居た時の話を始めた…「ちょっと長く話過ぎちゃいましたね」「いえ、僕の知らない事を多く知れたので良かったです」「ありがとう……はい、換金した分ね」



「どうかした?」「少し聞きづらいんですがもうあの島に帰るつもりは無いんですか?」「…多分無いかな……でも、そうだな~山梔子にはもう一回くらい会いたいかな?」



「もしかして会ったりした?」「いえ、会ってませんね」「そっか~元気にしてるかな~?」「きっと向こうで元気にしてますよ」「君結構優しいんだね、目がちょっと腐ってるけど」「一言余計っすね」「アハハッごめんごめん」



「じゃあ俺行きますね」「うん、今日は君と話せて良かったよ」「こちらこそ」「バイバイ」振り返る事無く背後に手を振った……「帰るつもりは無いか……」それで良い…知る事が無いなら知らないままで良い



 少し歩いている内に聞こえる会話……うん、何言ってるか全然分かんねぇ~そんな時だったた一人の女性が悲鳴を上げたのだろう周囲の奴らが少し集まって行ったどうやら一人の男が倒れたようだ



 距離が近かったため少しその男の様子を見に行った……倒れた男は呼吸困難を起こしていた他の人間は何が起こっているのか分かっていないようだこうなった原因は……恐らくあれだろう



 つまりこの症状は「なーんだただのアナフィラキシーショックかぁ~」そうアナフィラキシー……は?

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