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パジャン島 六

 宿を出て泰樹に会いに行った昨日と同じ場所で門番の仕事していた泰樹がこっちに気付いたのか振り返り「おぉ!あれはちゃんと届いてたか?」「はい、どうもありがとうございました」「いや、気にするな仲月はゲルっちの友人だからな」…いつから友人扱いされていたのだろうか



「それで?何か用事でもあるのか?」「それが…この辺りでおすすめの飯屋無いか?」「そうだな…じゃあ行くかおっとその前にちょっと待っててくれ」そう言って近くの小部屋に行って数分後…



「休憩取ったから一緒に行こう…ちなみに何か食べたい物のリクエストあるか?」「僕は何でも良いですね」「私はあんまり重たくないので」「私も特にリクエストは無いですね」



「…適当だな…まあ良い」顎に手を当て数秒考える「…じゃああそこにするかついて来な」「「はーい」」歩くこと数十分後「ここだ」「居酒屋みたいな所だな」「へぇー良く分かったなここは昼でも飲めるが飲むか?」「いや止めとくよ」「そうか」



 店の卓に着く「泰樹さんいらっしゃいあら?今日はいつもの人達とじゃ無いのね」厨房から若い女性がこちらに来た見た目は二十代中盤くらいだろうか「もしかして?あなた達他の国から来た人?」



「私達シルドルクから来たんです」「シルドルクって言うとゲル君の所ね」アイツ一体何処まで行ったんだよ「じゃあ注文が決まったら呼んでね」そう言って厨房に戻って行った



「みんな何頼む?」「メニュー表は何処にあるんですか?」「あぁそれは指でその方向を指す」店内に飾られている木版に書かれているメニューに視線が集まる



「じゃあ私はそばで」「わた…僕も同じで」「仲月は…あっそう言えば今日のおすすめ聞くの忘れてた」「(かえで)さーん」「注文決まった?」


「そば二つとあと今日のおすすめって何ですか?」「今日はとんかつ定食ね」「じゃあそれで」「君は?」「俺もそれでお願いします」「分かったじゃあ少し待っててね」再び厨房に戻って行った



 そば…とんかつ…唐揚げ…寿司その他にも知っているメニューが様々だ一体誰が考案したのだろうか「そば楽しみですね」「やっとまともなご飯が食べられるあと出来るなら…それは後で良いか」



 そっと綾瀬が俺に目を向けて来たまあ良く分からないが後で何か言われるのは確かなのだろう「この後何処か行くのか?」「そうですね鍛冶屋に行って見ようと思っています」



「…そうかちなみにどっちだ?」少し泰樹の空気が変わった「えぇっと確か北の方にあると聞いた所何ですが」「そうか…すまないちなみに深明朝夜(みあちょうや)の木は見たか?」



「いや、まだ見て無いですね」「その木は稀少でこの島で一本しか生えてない」「どんな木なんですか?」「昼と夕方には何も咲かないんだが朝と夜に花が咲くまあ朝の方は見ようとしたんだが一度も見れなかった」「特殊ですね」



「その花はとても綺麗でついでに…ちょっと耳貸せ」そう言われたので頭を泰樹の方に近づけた「その花が咲いてる時に告白すると結ばれるって噂だ」そんな事を小声で言われた



「そうですかどういたしまして」「おう、頑張れよ」何故か応援されてしまっている「それで?場所は何処なんですか?」「おっと重要な所を言い忘れてたな場所は…海岸の方にあるもう一つの鍛冶屋の近くにある」少し言葉を詰まりそうになっていたがそう泰樹は言った



 そうして会話している内に料理が運ばれてきた「お待たせそば二つととんかつ定食二つね」「ありがとうございます」料理が全て置いて「じゃあごゆっくり」そう言って厨房に戻って行った



「じゃあ頂きます」「頂きまーす」数十分後食事を食べ終え会計をしようとしたが「今日は俺の奢りだ」「あざーっす」「ありがとうございます」「じゃあ俺は仕事に戻るわ」「ご苦労様です」



「じゃあ鍛冶屋に向かうか」「りょうかーい」数十分ほど歩き鍛冶屋に着いた「こんにちは」「あんたら見ない顔だな」「昨日着いたばかり何ですよ」「そうか」



「ここに来たって事は何か武器の依頼でもあるのか?」「一つ伺いたい事がありまして」「何だ?」「海岸の方にある鍛冶屋について何ですが」「悪いがアイツについて話す事は何もない帰ってくれ」



「…そうですか」この人からの情報収集は無理そうだな「では失礼します」「…待て、お前もアイツを利用しようとしてるのか?」首元に刃を当てられそう質問された

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