パジャン島 弐
「仲月さんゲルっちってまさかですけど…」ボソボソ「あぁ多分当たってる」ボソッ「はい、ゲルム国王陛下様は元気でいらっしゃいます」「えっ?」「え?」
「国?王?って事はつまり…」何か察したのか衛兵の顔が青ざめ「頼む国王だなんて知らなかったんだ無礼な発言を許してくれ」「僕はそこまで忠誠心が強い訳では…まあ陛下はある意味優しい方なので大丈夫ですよそれに」
「本人や第三者が言わない限りその言葉は残りませんから」「ふぅ…なら良かったよ」「ちなみにここに入国するのに何か必要な物などはありますか?」
「外部の方でしたら…本来であればこちらが必要ですね」通行手形の様な物を見せてくれた「ですがあの人の知り合いであれば問題はありませんですが念のため発行しておきますね」
「今日は何処か宿に泊まる予定などありますか?」「そのつもりですが…場所が分からないですね」「ではここから入って進んでもらうとある私の知り合いがやっている宿がありますのでそちらにどうぞ後でこれも送ります」
「それは…いえ、ありがとうございます」「良かったね仲月」「ちなみにお風呂ってありますか?」「はいありますが…」「久しぶりにちゃんとしたお風呂で休めるのか~」綾瀬顔が緩んでるぞ
「すみませんが宿のお名前を教えて貰っても良いですか?」「そうでしたね、すみません名前は【休み処】と言う名前です」「ありがとうございます」
「それと一つ聞きたい事があるのですが良いですか?」「はい、何ですか?」「ここの通貨ってどうなってますか?」「通貨はこちらになります」
「…僕達が持っているのと違うのですが両替…換金みたいな事って出来るのでしょうか?」「はい、そちらは先程言った宿屋から少し西に行った所に金交所という場所がありますのでそちらの方で」
「ありがとうございますでは僕達は一旦そちらに向かいます」「そうですかでは…開門!!」門番の人が筋肉で扉を開ける「どうぞ…あと一つ気になっていたんですが」「何ですか?」「そのお顔どうされたんですか?」
「…これはボクサー…いやちょっと虫が止まってて強く叩き過ぎまして」「…あーそうでしたか」何かを察してくれたようだ「ではお気を付けて」「ご苦労様です」無事に入国が出来た
「仲月さんここって」「江戸に近いなそう言えば服装が近しい物だったな」「ってか仲月あんな喋り方出来るなら何で?私に敬語じゃないの?」「???」「何よその顔」「そうだ年上だった忘れてたわ」
「失礼しました綾瀬さん」「……やっぱ敬語いい何か今更だし何か気持ち悪い」何かが多いな「普通に酷いな」「自業自得でしょ?」「私は…」「あー玲那は良いの」
本気で嫌われてる訳じゃ無さそうだからまあ良いか「それで?まずは金交所に向かうんでしょ?」「そうだなまずはここでの資金が必要だからな」「「ヒモ男」」ボソッ
「確かにそうだが二人共今言ったらダメだろ?」その後【休み処】が見えそこから西に行ったが良く分からなかったため住民に聞き無事両替する事に成功した
称号≪ヒモ男≫




