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あとがき レイ編

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

初のスピンオフ作品、楽しんでいただけたでしょうか?


今回はレイ視点とユウヤ視点、交互に書きました。本当はレイ視点だけにする予定だったのですが、それだと話が入ってこないと思い、ユウヤ視点も入れました。今までの学パロ、無人島編などと違い、シリーズを読んでいた方がいい作品であるということも私の小説の中では珍しい部類だと思います。いつもは読んでいなくても楽しめるようにしていますからね。


スズエが人形達を助けるだけで、ここまで話が変わるものなんですね。それだけスズエがキーになる人物だということです。

皆さんはどのシーンが好きでしたか?

作者は個人的にスズエが白髪になってしまったシーンが好きですかね?きれいな茶髪だったあの子が白髪になるぐらい重傷を負い、死の淵をさまよったうえで復活してきたあのシーンが書いていてよかったなと思います。

このシーン、最初は茶髪のままにしようと思っていたんですよ。でもそれだと死の淵をさまよっていた感じがしないなと思って白髪になりました。後悔はしていません。


学パロでは公式カップルのレイさん、しかしかなり疑り深い性格です。でもこの性格だからこそデスゲームの話と合うとも言えます。

もともとスピンオフを書こうと考えた時に誰がいいかと悩んだんですよ。

ではなんでレイに白羽の矢が立ったのか。これはもう性格の問題ですね。

レントさんは気弱、タカシさんは脳筋、マイカさんは明るすぎる、ナコちゃんは暗すぎる……この段階でユミさんとレイさんの二択になってしまったんですよ。

そしてデスゲームシリーズ、ヒロインであるスズエちゃん以外は男性が主人公なので消去法でレイさんになりました。非常に書きやすかった(作者談)。


そんな感じで書かれたスピンオフ、どう進めていこうか悩みました。

何せ途中までヒロインのスズエがいないですからね、全体的に暗くなっちゃうんですよ。いつもは明るいシルヤが沈んでしまうので。

作者からは一言、スズエちゃんが生きてて本当によかった。


さて、長くなったのでこの辺で。なんか裏話みたいになってしまいましたね。

機会があればまたどこかで話してみたいと思います。ほかの作品も書いているのでそちらも読んでみてください。

次の長編は、予定では幻想怪盗団の第二作目です。まだ予定なので確定は出来ません。それまで短編やギャグ小説はいつも通り投稿していくのでそちらを楽しんでいてください、

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