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【詩集】巡る想い  作者: 日浦海里
7/16

僕の手は

出来ないなら出来るように

出来ないなら出来ることを

ただ積み重ねていくだけ

いつだって僕のこの指先は

大切な人に届かなくて

救いを求める君のもとに

手を伸ばしたくても

触れることさえ出来はしない


いつだって僕のこの両足は

大切な人に駆け付けられずに

涙を流す君のもとに

今すぐ駆け付けて行きたくても

君の姿を捉えられない


出来ることは祈ることと

言葉を伝え届けるだけで

それが君の力になれたか

見届けることも叶わない


それでも出来ることがあるなら

これが唯一出来ることなら

信じ祈りつづけるだけ

僕のこの手が届くその日まで

最後までお読みいただきありがとうございます


出来ることを積み重ねても

出来ないことを出来るように変えられたとしても

それでも届かないものはあります


だからって、それが無駄だったとは思いたくないし

だからって、それで諦められるぐらいなら最初から願いはしないのです

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