「ありがとう」
今こうして微笑む事が出来るのは
あなたに出会えたお陰だから
だから 笑顔で
「ありがとう」
頬を撫でる風は冷たいけれど
柔らかく暖かな日差しが包んでくれた
それがあなたと初めて出会った日
風に揺れる木々のざわめき
擦れ合う葉から漏れるきらめき
水面に映る光のゆらめき
全てがとても輝いてみえて
心がとても暖かくなって
この瞬間が続けばいいのに
そんな風に願ってた
世界はとても緩やかで
だけど時間は足早で
気づけば辺りは闇に覆われていて
寂しいけれど
終わりじゃないから
だから 笑って
「じゃぁ、またね」
吹き抜ける風に春の香りを感じたときに
不意にてのひらに温もりを感じた
それがあなたと初めて手を繋いだ日
夜空に浮かんだ星を数えて
気持ちが脈打つ数を数えて
夜空が明けゆく時間を数えて
心の中から暖かくなって
握り締める手がとても優しくて
このままずっと包まれていたいと
そんな風に願ってた
瞳をそっと閉じてみて
あなたの声に耳を傾け
そっと名前を呟いてみる
至った理由は分からないけど
気づいた気持ちは嘘じゃないから
だから 笑って
「大好きだよ」
舞い散る落ち葉は雪のようで
色鮮やかな柔らかな道は寂しい心を隠してくれる
あなたの心に初めて触れた日
いつもあなたは傍にいてくれて
いつもあなたは支えてくれてて
いつもあなたは思ってくれてて
私はいつも自分の事ばかりで
辛さも苦しさも悲しさも
幸せも楽しさも嬉しさも
ずっと自分だけだと思ってた
けれどホントはそうじゃないから
いつも支えてくれていたから
私も何か力になりたくて
今こうして微笑む事が出来るのは
あなたに出会えたお陰だから
だから 笑顔で
「ありがとう」
いつかまた、
出会えたときには
伝えよう
出会ってくれて
「ありがとう」って




