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我等、はみだしテイカーズ!  作者: なろうスパーク
はじめに編
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はみペディア(世界設定)

【モンスター生態学とは?】

知っての通り、モンスターは魔力(マナ)と共にこちら側にやってきた、異世界の生物である。

しかし、その特徴や生態はこちら側の生物とある程度の共通点がかり、あちら側もこちら側と似たような炭素生物による生態系が存在している事が推測される。

モンスター生態学は、モンスターをこちら側の生物学に当てはめ、分析した物である。

なお、これは2030年6月10日時点の情報である。



【モンスターとダンジョン】

ダンジョン内は魔力が充満し、またモンスター達の故郷の環境が再現されている為か、基本的にモンスターはダンジョンの外に出てくる事はない。

が、一部の弱いモンスターは天敵から逃げてダンジョン外に出てくる場合もある。

ダンジョン内に留まるには、ある程度の強さが必要なのだ。

なお、これは2030年6月10日時点の情報である。



【マジックアイテムについて】

マジックアイテムとは、ダンジョン内で発見される異世界の文明を由来とする人工物、つまる所のオーパーツの事。

いずれも地球とは異なる技術で作られており、解析によって得られたデータは、今日における魔法技術の発展に役立ってきた。

だが、その多くは扱い方によっては災害レベルの惨事を引き起こす代物であり、発見・確保された物に関しては、政府の元で厳重に管理されている。



【マジックアイテム、その他特定ダンジョン資源の取り扱いについて】

マジックアイテムや、ダンジョン資源の内危険度の高い物に関しては、国連の定めた規定により取り扱い・または処分する事になっている。

これは単純な危険性に加えて、国家間の勢力バランスの均等を保つ目的による物であるが、一部においては金に物を言わせて封殺したり、無視されたりしているのが現状である。

また、規定により違法と定めてしまったが故に、反社会勢力の資金源になるといったいたちごっこにも繋がってしまっている。



【あるオカルトサイトの記述】

知っての通り、今では当たり前の物となった魔力・モンスター、ダンジョンであるが、それらは1999年に起きたアンゴルモア・ショックによって異世界からもたらされた物だ。

しかし、それ以前から地球の至る所で、それまでの常識では説明できない様々な怪奇な存在が目撃されている。

一説として、これらもまた異世界を由来とする存在、もしくは異世界に迷い込んだ事例だったのではないか?という説がある。

1999年以前にもアンゴルモア・ショックの小型版のような事があり、こちら側とあちら側が繋がる事が何度もあったのでは?とされている。

しかしながら、これらは証拠や根拠に乏しく、学会でもまともに議論されないのが現状である。

(掲載日時不明)



【魔王級生物】

読みは「ロード」。

既存のモンスターの生態やダンジョン内で見つかる様々なマジックアイテムから、彼等の故郷である異世界の環境を紐解いていった時その存在が浮かび上がってくる、異世界の生態系の頂点。

ありとあらゆるモンスターの上に立ついわば「神」であり、ドラゴンをも余裕で上回る恐るべき存在とされている。

現在まで地球では確認されていないが、地球でも数万年後には収縮進化によって同様の存在が現れてくるとされている。

なお、これは2030年6月10日時点の情報である。

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