表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/30

恋心


恋をした…


話していると

ドキドキする…

つい目で追っている…

あなたが笑顔なら

私も笑顔になる…


これが恋なんだ……


入学して三ヶ月。

学校にもようやく慣れた。ちょうどそんな時期

私には好きな人ができた…

「おい!!矢沢〜」

そう言って私に笑顔で

話しかけてくる人…

「藤田…なによ!!」

素直になれなくて

冷たい態度を

とってしまう。

「お前今回のテストよかったんだろ?すげーな」

そう言って微笑む…


顔が火照っていくのが

自分でもわかる……

「ありがと…」

素っ気なくお礼を言う私。恥ずかしくて顔なんか

見られるわけがない…

胸がドキドキする…

「俺も負けねぇから」


私が恋したのはクラスの

男子。

優しくて面白くて

どんなときも明るいところに惹かれた…


誰でもしそうな普通の恋。

私は自分の気持ちに

戸惑いながらも

嬉しい気持ちで

いっぱいだった。

これが恋なんだ…


「咲、咲っ!!」

「どしたのー?」

「私好きな人できた…」

私は咲に一部始終を話す。さっきの出来事も

自分の気持ちも…

「そっか…

応援するから。頑張れ!!」咲は

心から応援してくれた…

これから頑張らなきゃ!!


私は

ドキドキを抑えながら

藤田のほうを

ずっとずっと

見つめていた…


これが恋心なんだね…




「そういえばさ…」

咲が周りを気にしながら

私に耳打ちをしてくる。

「何ー?」


「うちのクラスに

怜っているじゃん。

あの子髪染めて

ピアスあけたから

先輩に

目つけられたらしいよ」

そう言って苦笑いする咲。怜……

同じクラスの子で

かなりの問題児だ…

まさか髪まで染めたんだ…

「そうなんだ…大変だね」

「矢田もかなり手妬いてるみたいだよ」

ふーん……

そのときはただそうとしか思わなかった。



そのときはね……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ