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大好きの意味


先生わざわざ

頼んでくれたんだ…

自分のクラスに

私をくださいって……




『ありがとうございます!その気持ちだけで

十分嬉しいです!!

先生のクラスに

なれなかったのは

残念だけど…

私、先生のこと大好きっ』


思わず

そう送ってしまった…

でもこの大好きは

恋愛感情とは違うかな。先生の優しさが

嬉しかったというか…

なんというか……

友達に言う大好きに

似ているというか……

とにかく大好きって言葉が一番ピッタリだったんだ。



数分後…

先生から返事が来た。

『おー 嬉しいですわぁ!

俺も梓大好きだよ!!!』


先生……

先生からのメールを見て

嬉しい気持ちになる……

あたたかい気持ちになる…なんでなんだろう……




この時は本当

藤田に振られたことも

まったく

気になってなかった。

あれほど好き好き

言っていたのに…

この程度の気持ち

だったってこと?


それとも

先生のおかげなのかな…?


『先生本当ありがとう!

十分なぐさめられました』



『そっか…よかった…

明日、二人で話せない?』

え……?

突然のお誘い……

何を話すんだろう…

直接なぐさめて

くれるのだろうか?

それとも何か別な話?



私はなんのためらいもなく了解した。




神様……

私の選択は

間違っていましたか?

この時、

どう返事するのが

正しかったんですか…?

教えて下さい……




次の日……

天気は雨……

私は雨が大嫌いだ。



雨なので部活も

もちろん中での練習……


「咲…私矢田先生のとこ

行かなきゃいけないの…

先輩に

言っててくれない?」


「そうなの?

わかった!任せとけっ」

咲はそう言って

にっこり微笑んだ……

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